セラの抱擁/Serra's Embrace
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クリーチャーに+2/+2の修整と飛行、警戒を与えるオーラ。セラの天使/Serra Angelに変身させるデザイン。
オーラゆえの脆さもあるが、攻防に安定したフィニッシャーを生み出せるので、リミテッドではエンドカードになりうる。
- 第10版では、カードの文章欄が警戒と飛行、エンチャント(クリーチャー)の注釈文で埋まってしまっているため、フレイバー・テキストが削られている。ただし、第10版の他のいくつかのカードと同様に、注釈文のないプレミアム・カードではフレイバー・テキストを見ることができる。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
ウルザズ・サーガの抱擁オーラのサイクル。神性変異/Divine Transformationを発想元とし、小型クリーチャーを既存の大型クリーチャーに変身させるイメージでデザインされた(→Card of the Day - 2004/2/11と私をクリーチャーにしてカード参照)。
括弧内は変身のモチーフとなったクリーチャー。
- セラの抱擁/Serra's Embrace (セラの天使/Serra Angel)
- ゼフィドの抱擁/Zephid's Embrace (ゼフィド/Zephid)
- 吸血の抱擁/Vampiric Embrace (センギアの吸血鬼/Sengir Vampire)
- シヴの抱擁/Shiv's Embrace (シヴ山のドラゴン/Shivan Dragon)
- ガイアの抱擁/Gaea's Embrace (大地の怒り/Force of Nature)
[編集] ストーリー
セラの抱擁/Serra's Embraceはクリーチャーをセラの天使/Serra Angelに変身させる魔法。ウルザズ・サーガのフレイバー・テキストとイラスト、および再録で一新された第7版のフレイバー・テキストとイラストの両方において、天使の姿に変わった人物が描写されている。
尋常でない力を授かり、その戦闘でブリンドリは光と憤怒の天使となった。― 万物の歌、第524篇
(出典:ウルザズ・サーガ)
生まれたばかりの天使は一気に空に舞い上がった……そして世界はため息をついた。― セラの書
(出典:第7版)
一方、第10版のフレイバー・テキストとイラストでは、変身ではなく天使に文字通り抱擁される、とカード名を解釈したものへと差し替えられている。
セラの天使の手には立ち上る希望があり、高潔な意志に力を与える。(出典:第10版)