ねじれのワーム/Warping Wurm
提供:MTG Wiki
Warping Wurm / ねじれのワーム (2)(緑)(青)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
クリーチャー — ワーム(Wurm)
フェイジング(これはあなたの各アンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インまたはフェイズ・アウトする。それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。)
あなたのアップキープの開始時に、あなたが(2)(青)(緑)を支払わないかぎり、ねじれのワームはフェイズ・アウトする。
ねじれのワームがフェイズ・インしたとき、その上に+1/+1カウンターを1個置く。
フェイズ・イン時に+1/+1カウンターが置かれて成長していくクリーチャーなのだが、成長が非常に緩慢かつ最低ランクのマナレシオからとても実用的とは言い難く、カスレアとして扱われる。
標準でフェイジングを持っている上に、さらに自身の能力でフェイズ・アウトするため挙動が少々ややこしい。
- 1ターン目
- 普通に終了
- 2ターン目
- アンタップ・ステップの開始時にフェイジングによりフェイズ・アウトする。
- 3ターン目
- アンタップ・ステップの開始時にフェイズ・インし、「+1/+1カウンターを1個置く」誘発型能力が誘発する。直後のアップキープ・ステップ開始時、「マナを支払わないかぎりフェイズ・アウトする」誘発型能力が誘発する。その後、2つの誘発型能力を好きな順でスタックに置く(マナを支払わない場合、通常は後者を先に置き、+1/+1カウンターを1個置いてからフェイズ・アウトさせるだろう)。
- 4ターン目以降
- 前のターンにマナを支払った場合は2ターン目、支払わずフェイズ・アウトさせた場合は3ターン目の挙動に戻る。
3ターン目に2/2になり、それ以降はマナを支払わない場合は1ターンにつき+1/+1のペースで強化されていく。ただしその間はほぼ常時フェイズ・アウトしているため役に立たない。マナを支払った場合も2ターンに1回はフェイズ・アウトを余儀なくされる。
基本的にはある程度使わずに「放置」し、充分に大きくなってから、2ターンに一度、戦線投入する使い方となるだろう。好きなターンに「消しておく」ことができるため、全体除去との相性はよい。
リミテッドでサイドボードから採用されることはある。上記のようにのんびりしたカードのため、ダメージレースになった場合にはとてもついて行けないが、膠着状態を一体で打ち破れるため、長期戦になるマッチの場合には有効なこともある。
- ロックデッキに入れて20/20まで育てて殴ると対戦相手は非常に嫌な気分になること請け合い。
- 同じく1/1のワームにはWater Wurmがいる。
- 「ワームといえども、はじめは小さい。」というフレイバー・テキストは、上手くカードの味を出している。
- Scott M. Fischer氏が初めてマジックで担当したイラスト。(参考)