ただれたミイラ/Festering Mummy
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死亡すると対象に-1/-1カウンターを置けるゾンビ。
1マナのチャンプブロック要員としてはそれなりに優秀な一枚。単体でもタフネス2までの相手と相打ちを取れ、大型クリーチャー相手であっても弱体化させることで後々の被害を減らせる。能動的に生け贄に捧げる手段があるともっと良い。
- ただれたゴブリン/Festering Goblinとは名前も能力も似ており上位互換となっているが、これは意図的なものである。以下開発秘話を参照。
[編集] 開発秘話
このカードはアモンケットにおいて1マナのミイラを作成する目的で作られた。
既存の1マナ1/1の黒のゾンビを検索したところ10種類のカードがヒットしたがどれもピンと来るものではなかったため、ゾンビに限らずすべてのクリーチャー・タイプに範囲を広げたところ、候補に挙がったのがただれたゴブリンであった。アモンケットでの-1/-1カウンターの利用テーマと、ただれたゴブリンが初めて印刷されたオンスロート当時からのクリーチャーのカードパワー向上を考慮し、マイナス修整を与えるのが任意である点と、修整が永続する点の2つで調整が施され現在の形となった。カード名も、元ネタを踏まえて「ただれた/Festering」という単語を含んでいる。(参考/翻訳)
- 上記コラムでは、ただれたゴブリンのクリーチャー・タイプがゾンビでないような記述になっているが、初出時からゴブリン・ゾンビである。同様の疑問はMark Rosewaterのブログ「Blogatog」にも寄せられており(参考)、そこで彼は「純粋なゾンビという意味だったんだ。ゴブリンはアモンケットにいないのさ。(I meant just a Zombie. Goblins aren’t on Amonkhet.)」と答えている。つまり最初の段階では確定再版を念頭に置いて調べたために除外され、次に同型再版やリメイクを視野に入れて再検討した際に白羽の矢が立ったということになる。