滅び/Damnation

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2022年7月22日 (金) 16:25時点におけるマーズスター (トーク | 投稿記録)による版
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Damnation / 滅び (2)(黒)(黒)
ソーサリー

すべてのクリーチャーを破壊する。それらは再生できない。


次元の混乱の発表当初から話題の筆頭となった、神の怒り/Wrath of God。全てのクリーチャーに文字通りの「滅び」をもたらす。

目次

解説

元祖はのカードであるが、タイムシフトしてみればこれほどまで黒に相応しい効果も無いだろう。すべてのクリーチャーに対する究極的な除去であり、その威力は説明の必要すら無いシンプルかつ圧倒的なもの。優秀な単体除去にこれが加わることで、黒相手にクリーチャーで挑む事が更に難しくなる。神の怒りの為に白の投入を余儀なくされていたデッキに新たな色の可能性をもたらし、環境にも多大な影響を与えた。

少し分かりにくいが、になったことでの影響は思ったより大きい。色を参照する効果に簡単に引っかかってしまうし、恐怖/Terrorなどと一緒に対策されてしまっては目も当てられない。サイドボードに散らしたり、真髄の針/Pithing Needleなどとうまく使い分けて、相手にアドバンテージを取られない盤面を狙っていきたい。自分は墓地に落ちることで効果を発揮するようなクリーチャーだけを展開しておき、時間稼ぎをうまく狙って勝利を狙いたい。

次元の混乱が解禁された直後のグランプリ京都07では、それまでに黒をメインとしたコントロールデッキがほとんどなかったこともあり、下馬評ほどの活躍はなかったが、その後は青黒コントロールなどが続々開発され、存分に存在感を発揮した。特に他に有力な全体除去の無い時のらせんブロック構築では圧倒的な影響力を有し、実際このカードを最大限に利用する青黒コントロールプロツアー横浜07の上位3人を独占する結果になった。

イラスト

その他

脚注

  1. Standard Deck to Beat 2007(Internet Archive)(タカラトミー公式HP 浅原晃著)
  2. Card of the Day - January 2007(Feature 24日)
  3. Card of the Day (2007/01)(個人サイト「Abominable Empire」 上の記事の邦訳)
  4. Damnation - Magic Player Rewards 2008 (P08) - Scryfall
  5. Wrath of God - Magic Player Rewards 2007 (P07) - Scryfall
  6. Took Us Long Enough(Card Preview 2017年2月27日)

参考

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