最高工匠卿、ウルザ/Urza, Lord High Artificer

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Urza, Lord High Artificer / 最高工匠卿、ウルザ (2)(青)(青)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 工匠(Artificer)

最高工匠卿、ウルザが戦場に出たとき、「このクリーチャーは、あなたがコントロールしているアーティファクト1つにつき+1/+1の修整を受ける。」を持つ無色の0/0の構築物(Construct)アーティファクト・クリーチャー・トークンを1体生成する。
あなたがコントロールしているアンタップ状態のアーティファクト1つをタップする:(青)を加える。
(5):あなたのライブラリーを切り直し、その後一番上のカードを追放する。ターン終了時まで、あなたはそのカードをそのマナ・コストを支払うことなくプレイしてもよい。

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モダンホライゾンカード化されたウルザ/Urza。過去には別の姿アン・ゲームでの姿でカード化されているが、「ウルザ」の名前を持つ黒枠のカードとしてはこれが初。過去に登場した、ウルザと関わりのあるカードを組み合わせたような性能をしている。

[編集] 解説

1つ目の能力はETBでの構築物トークン生成。トークンの性能はウルザの後継、カーン/Karn, Scion of Urzaの-2能力で生成されるものと同一。カーンと異なり連続で生成してサイズを上げていくことはできないが、ウルザ本人と合わせた合計P/Tは2/5と1枚でもそれなりに硬い。もちろんあらかじめアーティファクトを並べておけばより強力。

2つ目の能力はアーティファクトから青マナを引き出す能力。差異はあるが、アーティファクトの数だけ青マナが出るというのはウルザ自身が創始者であるトレイリアのアカデミー/Tolarian Academyを彷彿とさせる。自身のETB能力で生成したトークンを当てることもできるため、青マナが1点戻ってきて実質的に3マナで唱えられる場面があるのも魅力。軽量アーティファクトを並べての大量マナを狙いたい。また様々な無限コンボが考え得る。

3つ目の能力は束の間の開口/Temporal Aperture起動型能力とほぼ同一。必要なマナはそのままでタップが不要になっているので、マナを確保できれば1ターンに複数回起動することができる。2つ目の能力でウルザ自身がマナを出せるため、複数回の起動も狙いやすいだろう。無限マナ下ならライブラリー呪文を全て唱えることが可能。

[編集] 採用実績

登場以後、モダン以下でしか使えないにもかかわらずリーガルフォーマットのほとんどで一定以上の存在感を持つ。その重さながら勝ち筋を複数備えており潰しが効きやすいのが魅力。

モダンでは、ソプターコンボに投入されてその完成度を上げた。飛行機械トークンと弱者の剣/Sword of the Meekから計2マナ出せるので、そのうち1マナを飛行機械の鋳造所/Thopter Foundry起動コストにあてれば無限ライフ無限トークン・青の無限マナとなり、ウルザの3つめの能力の無限詠唱にも繋がる。発明品の唸り/Whir of Inventionとの併用が基本である事から"Whirza"の名が著名。また登場直後のエルドレインの王権発売以降は、自身を中核としたウルザ系デッキを成立させてモダン環境を席捲。環境屈指のパワーカードであった王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsとタッグを組んだ「ウルザフード」はとりわけ支配的であり、オーコとオパールのモックス/Mox Opal禁止カードに指定されるに至った。

エターナルでは親和永劫のこだま/Echo of Eons逆説的な結果/Paradoxical Outcomeといったマナ・アーティファクト軸で足の速いデッキのマストカウンター、プランBとしての採用が見られる。

統率者戦では青を代表するアーティファクトシナジー統率者デッキパワーレベルの高いものを組みやすい。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

モダンホライゾン単色伝説のクリーチャーサイクル稀少度レア神話レア

[編集] ストーリー

クリーチャー・カードである(プレインズウォーカー・カードではない)、青空の下で機械の軍団を率いている、両目がパワーストーン/Powerstoneではない(輝いていない)ことなどから、兄弟戦争/Brothers' War期のウルザを描いたものと思われる(イラスト)。

詳細はウルザ/Urzaを参照。

[編集] 参考

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