恐怖/Terror

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(ソースは恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク)の板歩きの刑)
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*黒のクリーチャーとアーティファクト・クリーチャーを破壊できない点が当時の黒らしい。まさしく「恐怖」と言う精神攻撃なのであり、心を持たないアーティファクト・クリーチャーと文字通り恐怖など通用しない黒のクリーチャーは破壊できない。
 
*黒のクリーチャーとアーティファクト・クリーチャーを破壊できない点が当時の黒らしい。まさしく「恐怖」と言う精神攻撃なのであり、心を持たないアーティファクト・クリーチャーと文字通り恐怖など通用しない黒のクリーチャーは破壊できない。
 
**この「黒でない」制限を前例として多くの亜種を産み、それ故に過去のマジックにおいては「黒は黒を破壊できない」と認識され、黒であることは一種の[[除去耐性]]とみなされるに至った。その後黒の色の理念として「黒は仲間でも平気で殺す色」と改めて定義し直され、「黒でない」制限は扱われなくなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dinosaurs-and-vampires-and-pirates-and-merfolk-oh-my-part-2-2017-10-02 Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019688/ 恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2]([[Making Magic]] [[2017年]]10月2日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
 
**この「黒でない」制限を前例として多くの亜種を産み、それ故に過去のマジックにおいては「黒は黒を破壊できない」と認識され、黒であることは一種の[[除去耐性]]とみなされるに至った。その後黒の色の理念として「黒は仲間でも平気で殺す色」と改めて定義し直され、「黒でない」制限は扱われなくなった<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/dinosaurs-and-vampires-and-pirates-and-merfolk-oh-my-part-2-2017-10-02 Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0019688/ 恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2]([[Making Magic]] [[2017年]]10月2日 [[Mark Rosewater]]著)</ref>。
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*[[アルファ版]]では、唯一「クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する」カードだった。
  
 
*[[第6版]]までの{{Gatherer|id=86|イラスト}}([[Ron Spencer]]画)は、本来人物が左下に移った状態であったのだが、[[リミテッド・エディション]]のアート・ディレクターである[[Jesper Myrfors]]が、[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/terror-and-mortify-2006-03-28 見栄えの良さのために時計回りに90度回したとされている。][http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/648 新作のMagic Player Rewardsのプロモ]では、あの人物を別の角度から見ることができる。
 
*[[第6版]]までの{{Gatherer|id=86|イラスト}}([[Ron Spencer]]画)は、本来人物が左下に移った状態であったのだが、[[リミテッド・エディション]]のアート・ディレクターである[[Jesper Myrfors]]が、[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/terror-and-mortify-2006-03-28 見栄えの良さのために時計回りに90度回したとされている。][http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/648 新作のMagic Player Rewardsのプロモ]では、あの人物を別の角度から見ることができる。
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*2000年3月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の景品として、これの[[プロモーション・カード]]が配布された。フライデー・ナイト・マジックのプロモーション・カードとしては2番目である。
 
*2000年3月の[[フライデー・ナイト・マジック]]の景品として、これの[[プロモーション・カード]]が配布された。フライデー・ナイト・マジックのプロモーション・カードとしては2番目である。
 
*ルール上は[[石の壁/Wall of Stone]]や[[剣の壁/Wall of Swords]]のような、アーティファクトでない無機物に唱えても破壊可能であるが、イメージ的にはなにか間違った感覚を得られる。[[第4版]]のルールブックには本当に「石の塊を恐怖で死なせるのは奇怪かもしれないが、石の壁に対して恐怖/Terrorをプレイしてもよい」という記述があった。
 
*ルール上は[[石の壁/Wall of Stone]]や[[剣の壁/Wall of Swords]]のような、アーティファクトでない無機物に唱えても破壊可能であるが、イメージ的にはなにか間違った感覚を得られる。[[第4版]]のルールブックには本当に「石の塊を恐怖で死なせるのは奇怪かもしれないが、石の壁に対して恐怖/Terrorをプレイしてもよい」という記述があった。
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==関連カード==
 
==関連カード==
 
*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。
 
*[[片目のガース/Garth One-Eye]] - この[[呪文]]の[[コピー]]を[[唱える]]ことができる。
 
*[[白]]には、恐怖のちょうど逆の[[対象]]を取ることができる[[粛清/Purge]]が存在する。
 
*[[白]]には、恐怖のちょうど逆の[[対象]]を取ることができる[[粛清/Purge]]が存在する。
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===主な亜種===
 
===主な亜種===
 
アーティファクトでも黒でもないクリーチャーを破壊するカード。特記しない限り黒単色のインスタントで、再生させない。
 
アーティファクトでも黒でもないクリーチャーを破壊するカード。特記しない限り黒単色のインスタントで、再生させない。

2022年4月17日 (日) 15:12時点における版


Terror / 恐怖 (1)(黒)
インスタント

アーティファクトでも黒でもないクリーチャー1体を対象とし、それを破壊する。それは再生できない。


古くからを代表する最も有名なクリーチャー除去にして、「対象に制限がある代わりに軽い黒の除去呪文」の開祖。黒クリーチャーやアーティファクト・クリーチャーでなければ何でも2マナ再生すら許さず破壊できる。戦場に出すのに手間のかかるファッティを多く有するの天敵のようなカード

収録されているいずれの時代においても黒の基本除去とみなされたカードであった。第7版闇への追放/Dark Banishingと入れ替わる形で基本セット落ちしたが、ミラディンで復活し、その際初めてイラストが描き換えられた。しかし、復活した場所がアーティファクト中心のブロックという何ともやりづらい状況下になってしまい、結果的に「リミテッドでは粉砕/Shatterのほうが強い」などと言われるようになってしまった。その後、第10版で6年ぶりに新規イラスト基本セット復帰を果たす。ローウィンにて叫び大口/Shriekmawという強力な亜種と競合した際にも、インスタント故のテンポ・アドバンテージを重要視した速いデッキではこちらが好まれた。そして、次の基本セット2010からはよりシンプルにした破滅の刃/Doom Bladeに入れ替わり、スタンダードを退場した。

  • 黒のクリーチャーとアーティファクト・クリーチャーを破壊できない点が当時の黒らしい。まさしく「恐怖」と言う精神攻撃なのであり、心を持たないアーティファクト・クリーチャーと文字通り恐怖など通用しない黒のクリーチャーは破壊できない。
    • この「黒でない」制限を前例として多くの亜種を産み、それ故に過去のマジックにおいては「黒は黒を破壊できない」と認識され、黒であることは一種の除去耐性とみなされるに至った。その後黒の色の理念として「黒は仲間でも平気で殺す色」と改めて定義し直され、「黒でない」制限は扱われなくなった[1]
  • アルファ版では、唯一「クリーチャー1体を対象とし、それを破壊する」カードだった。

関連カード

主な亜種

アーティファクトでも黒でもないクリーチャーを破壊するカード。特記しない限り黒単色のインスタントで、再生させない。

黒のクリーチャー単体を破壊する呪文の元祖であるため、亜種は多く存在する。

脚注

  1. Dinosaurs and Vampires and Pirates (and Merfolk), Oh My, Part 2/恐竜と吸血鬼と海賊(とマーフォーク) 愛するあなたのため その2Making Magic 2017年10月2日 Mark Rosewater著)

参考

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