恐怖のドールハウス/Dollhouse of Horrors
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2022年3月6日 (日) 05:19時点における版
幼獣の復讐/Offspring's Revengeに似た、王神の贈り物/God-Pharaoh's Giftのリメイクと言えるアーティファクト。マナ総量は幼獣の復讐と同じ5マナだが色拘束がなくなり、コピーできるクリーチャーの色の制限もなくなった。さらにコピートークンのサイズは構築物の数と等しくなるため、状況次第で大きなサイズで殴り掛かれることもある。
しかし、コピートークンの生成はソーサリー・タイミング限定の起動型能力となり、さらに1マナを必要とするようになってしまった。ただし、戦闘の開始時の誘発型能力だった幼獣の復讐は戦闘前メインフェイズに出して即座に除去されて何もしないことが有り得たのに対し、こちらは最低でも1度は起動できるチャンスがあるため一長一短と言える。
主な用途は幼獣の復讐と同じく強力なETB能力を持つクリーチャーの再利用になるだろうか。トークンのサイズは1/1より大きくなることもあり得るとは言え、4/4のトークンを生成できた王神の贈り物と比較すると雲泥の差で、やはり戦力としては期待しづらい。ジョニー向けのカードであることに変わりはないだろう。
リミテッドではゲーム後半にボード・アドバンテージを生み続けるボムレア。色を選ばないが、自己切削がある青か緑とは相性が良い。
- 構築物・アーティファクトであること、P/T、能力はコピー可能な値となる。速攻はコピー効果の一部では無いのでコピー可能な値とはならない。
- ソーサリー・タイミングでしか起動できないのは、手札破壊能力を持つクリーチャーを利用しての0ハンドロックの予防や、引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn等の一時的にしか墓地にとどまらないクリーチャーのコピートークンを生成できないようにするための措置であろう。
- リミテッドで共存する構築物はイニストラード:真紅の契りなら血の給仕/Blood Servitorと予言の像/Foreboding Statue(およびその第2面)、Innistrad: Double Featureならこれらに加え神秘の大怪物/Mystic Monstrosityと忍び寄る旅館/Creeping Innが該当する。これらが存在している時にP/T計算を間違えないように注意。
- この手のカードとしては珍しく、墓地からのクリーチャーの追放はコストであり、対象を指定して起動する能力ではない。起動に対応して対象のクリーチャーを墓地から他の領域に移動させられて能力が立ち消えることはない。