先読

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**[[置換効果]]により[[戦場に出る]]に際し置かれる伝承カウンターの数が変化した場合、変化後の値を参照する。
 
**[[置換効果]]により[[戦場に出る]]に際し置かれる伝承カウンターの数が変化した場合、変化後の値を参照する。
 
***例2)[[あなた]]が[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]]を[[コントロール]]しており、先読を持つ英雄譚をI章で出した場合、実際に戦場に出るに際し置かれる伝承カウンターの数は2個なのでII章のみが誘発する。
 
***例2)[[あなた]]が[[巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raider]]を[[コントロール]]しており、先読を持つ英雄譚をI章で出した場合、実際に戦場に出るに際し置かれる伝承カウンターの数は2個なのでII章のみが誘発する。
***例3)例2と同じ状況で最終章がIII章の先読英雄譚をII章で出した場合、置かれる伝承カウンターは4個だがIV章は存在しないので何も[[誘発]]せず、{{CR|715.4}}に従い[[状況起因処理]]で即座に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。
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***例3)例2と同じ状況で最終章がIII章の先読英雄譚をII章で出した場合、置かれる伝承カウンターは4個だがIV章は存在しないので何も[[誘発]]せず、{{CR|{{その他のルールのCR番号|英雄譚・カード}}.4}}に従い[[状況起因処理]]で即座に[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げられる]]。
 
*戦場に出たターン以外では通常の英雄譚と同様の挙動を示す。詳細は[[英雄譚#ルール]]を参照のこと。
 
*戦場に出たターン以外では通常の英雄譚と同様の挙動を示す。詳細は[[英雄譚#ルール]]を参照のこと。
 
==参考==
 
==参考==

2023年4月15日 (土) 03:27時点における版

先読/Read Ahead
種別 常在型能力
登場セット 団結のドミナリア
CR CR:702.155

先読(さきよみ)/Read Aheadは、団結のドミナリアで登場したキーワード能力英雄譚戦場に出る際、および戦場で機能する常在型能力である。


The Phasing of Zhalfir / ザルファーのフェイジング (2)(青)(青)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

先読(章を選び、それに等しい数の伝承(lore)カウンターで始める。あなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンター1個を追加する。飛ばされた章は誘発しない。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I,II ― 土地でもこれでもないパーマネント1つを対象とする。それはフェイズ・アウトする。あなたがザルファーのフェイジングをコントロールし続けているかぎり、それはフェイズ・インできない。
III ― すべてのクリーチャーを破壊する。これにより破壊された各クリーチャーにつきそれぞれ、それのコントローラーは黒の2/2のファイレクシアン(Phyrexian)・クリーチャー・トークン1体を生成する。


目次

定義

先読/Read Aheadは、「この英雄譚が戦場に出るに際し、1からこの英雄譚の最終章番号までの数字1つを選ぶ。この英雄譚はその選ばれた数の伝承カウンター置かれた状態で戦場に出る。」と「この英雄譚の章能力は、その能力の章シンボルに記された数とちょうど同数の伝承カウンターが置かれていないかぎり、これが戦場に出たターンには誘発しない。」の2つの常在型能力を意味する。

解説

英雄譚を途中から読み始めるようなメカニズム団結のドミナリアで初登場した。

通常の英雄譚は後の章能力を使うためにはタイムラグが存在するという欠点があったが、先読を持つ英雄譚は好きな章から始められることでその点を克服している。もちろん、序盤の章を飛ばしてしまうとその分だけ効果の総量も減ってしまうため、状況に応じてどの章から読み始めるかを考える必要がある。

団結のドミナリアに収録された全ての英雄譚は先読を持っており、各につきアンコモンが1枚、レアのみ神話レア)が1枚ずつ、計10枚が存在する。

ルール

  • 数字を選ぶことはスタックを使用せず、対応して何かを行うことはできない。
  • 先読能力以外の方法で伝承カウンターを複数個同時に置いた場合も、戦場に出たターンは伝承カウンターの数とちょうど同じ章の能力しか誘発しない。
  • 戦場に出たターン以外では通常の英雄譚と同様の挙動を示す。詳細は英雄譚#ルールを参照のこと。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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