プレインズウォーカー

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(プレインズウォーカー/Planeswalker(世界設定))
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=プレインズウォーカー/Planeswalker(ルール用語)=
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'''プレインズウォーカー'''(''Planeswalker'')は、
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#下記の存在を表した[[カード・タイプ]]。:[[プレインズウォーカー#プレインズウォーカー(カード・タイプ)|プレインズウォーカー(カード・タイプ)]]を参照。
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#[[マジック]]のストーリーにおいて、強大な魔力を持った存在。:[[プレインズウォーカー#プレインズウォーカー(ストーリー用語)|プレインズウォーカー(ストーリー用語)]]を参照。
  
[[カード・タイプ]]の1つ。[[ローウィン]]で登場した。
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= プレインズ・ウォーカー(カード・タイプ) =
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'''プレインズウォーカー'''(''Planeswalker'')は[[カード・タイプ]]の1つ。[[ローウィン]]で初めて登場した。
  
 
プレインズウォーカーは[[パーマネント]]であり、他のパーマネント・カードと同様のルールに則って[[プレイ]]される。つまり、[[ソーサリー・タイミング]]でのみ[[プレイ]]可能であり、プレイしたあとは[[呪文]]として[[スタック]]に乗り、[[解決]]後は場に出る。
 
プレインズウォーカーは[[パーマネント]]であり、他のパーマネント・カードと同様のルールに則って[[プレイ]]される。つまり、[[ソーサリー・タイミング]]でのみ[[プレイ]]可能であり、プレイしたあとは[[呪文]]として[[スタック]]に乗り、[[解決]]後は場に出る。
  
プレインズウォーカーとしての[[サブタイプ]]は[[プレインズウォーカー・タイプ]]と呼ばれる。これは[[クリーチャー・タイプ]]とは異なる。
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プレインズウォーカーとしての[[サブタイプ]]は[[プレインズウォーカー・タイプ]]と呼ばれる。これは[[クリーチャー・タイプ]]とは異なる。場に出ている2人以上のプレインズウォーカーに共通のサブタイプがある場合、その全てがオーナーの墓地に置かれる。これは[[状況起因効果]]である。
場に出ている2人以上のプレインズウォーカーに共通のサブタイプがある場合、その全てがオーナーの墓地に置かれる。これは[[状況起因効果]]である。
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==忠誠度==
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== 忠誠度 ==
 
プレインズウォーカーは[[忠誠度]]という独自の[[特性]]を持ち、カードの右下に印刷されている数値がその基準である。プレインズウォーカーは場に出るに際し、その数値と同数の[[忠誠カウンター]]が置かれた状態で場に出る。場にある間はその上に乗っている忠誠カウンターの数が忠誠度である。
 
プレインズウォーカーは[[忠誠度]]という独自の[[特性]]を持ち、カードの右下に印刷されている数値がその基準である。プレインズウォーカーは場に出るに際し、その数値と同数の[[忠誠カウンター]]が置かれた状態で場に出る。場にある間はその上に乗っている忠誠カウンターの数が忠誠度である。
 
*[[忠誠度]]の詳しいルールは該当項目を参照。
 
*[[忠誠度]]の詳しいルールは該当項目を参照。
  
==プレインズウォーカー能力==
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== プレインズウォーカー能力 ==
 
プレインズウォーカーはプレインズウォーカー能力と呼ばれる[[起動型能力]]を持っている。プレインズウォーカー能力は、その[[コントローラー]]が[[ソーサリー]]をプレイできる時のみ、1体のプレインズウォーカーにつき1[[ターン]]に1度だけプレイできる。
 
プレインズウォーカーはプレインズウォーカー能力と呼ばれる[[起動型能力]]を持っている。プレインズウォーカー能力は、その[[コントローラー]]が[[ソーサリー]]をプレイできる時のみ、1体のプレインズウォーカーにつき1[[ターン]]に1度だけプレイできる。
  
 
プレインズウォーカー能力は、カードに
 
プレインズウォーカー能力は、カードに
 
:「+1:土地2つを対象とし、それらをアンタップする。」
 
:「+1:土地2つを対象とし、それらをアンタップする。」
:「-1:緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体場に出す。」
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:「-1:緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体場に出す。」
 
のように書かれている。[+1]等は起動型能力をプレイするのに必要なコストを示しており、「忠誠度を数値の分だけ増減させる」ことを示している。
 
のように書かれている。[+1]等は起動型能力をプレイするのに必要なコストを示しており、「忠誠度を数値の分だけ増減させる」ことを示している。
  
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*取り除くカウンターの数が忠誠度と同じ時でも、能力はプレイできる。この場合、その直後にプレインズウォーカーは墓地に置かれるが、能力はきちんとスタックに乗る。
 
*取り除くカウンターの数が忠誠度と同じ時でも、能力はプレイできる。この場合、その直後にプレインズウォーカーは墓地に置かれるが、能力はきちんとスタックに乗る。
 
*[[ローウィン]]に存在するプレインズウォーカーは3つの起動型能力を持っている。「コストがプラス」・「コストが小マイナス」・「コストが大マイナス」の3つで揃っている。
 
*[[ローウィン]]に存在するプレインズウォーカーは3つの起動型能力を持っている。「コストがプラス」・「コストが小マイナス」・「コストが大マイナス」の3つで揃っている。
*プレインズウォーカー能力が1ターンに1回しかプレイできないのはプレインズウォーカーの定義なので、プレインズウォーカーでないパーマネントがプレインズウォーカー能力を得た場合、それは何度でもプレイできる事になる。<br>具体的には、[[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]と[[機械の行進/March of the Machines]]でクリーチャー化させ、[[水銀の精霊/Quicksilver Elemental]]の能力を使用することで可能である。
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*プレインズウォーカー能力が1ターンに1回しかプレイできないのはプレインズウォーカーの定義なので、プレインズウォーカーでないパーマネントがプレインズウォーカー能力を得た場合、それは何度でもプレイできる事になる。具体的には、[[マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice]]と[[機械の行進/March of the Machines]]でクリーチャー化させ、[[水銀の精霊/Quicksilver Elemental]]の能力を使用することで可能である。
  
==[[戦闘]]や[[ダメージ]]に関するルール==
+
== [[戦闘]]や[[ダメージ]]に関するルール ==
 
プレインズウォーカーと[[戦闘]]や[[ダメージ]]に関するルールは以下の通りである。
 
プレインズウォーカーと[[戦闘]]や[[ダメージ]]に関するルールは以下の通りである。
 
*プレインズウォーカーは[[クリーチャー]]ではない。それ自身は[[攻撃]]にも[[ブロック]]にも参加できない。
 
*プレインズウォーカーは[[クリーチャー]]ではない。それ自身は[[攻撃]]にも[[ブロック]]にも参加できない。
*プレインズウォーカーを[[コントロール]]するプレイヤーに攻撃をする場合、攻撃側はプレインズウォーカーかプレイヤーのどちらを攻撃するかを選ぶ。<br>戦闘に関しては通常通りの処理を行うが、ブロックされなかった場合は「選んだ対象へ[[戦闘ダメージ]]を[[割り振る]]」ことになる。
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*プレインズウォーカーを[[コントロール]]するプレイヤーに攻撃をする場合、攻撃側はプレインズウォーカーかプレイヤーのどちらを攻撃するかを選ぶ。戦闘に関しては通常通りの処理を行うが、ブロックされなかった場合は「選んだ対象へ[[戦闘ダメージ]]を[[割り振る]]」ことになる。
 
**例:対戦相手がAとBというクリーチャーをコントロールし、あなたはプレインズウォーカーをコントロールしており、またクリーチャーはいない。<br>Aの攻撃対象をプレインズウォーカーとし、Bはあなたへと攻撃した場合、あなたはブロックするクリーチャーがいないため、Aはプレインズウォーカーに、Bはあなたに戦闘ダメージを与える。
 
**例:対戦相手がAとBというクリーチャーをコントロールし、あなたはプレインズウォーカーをコントロールしており、またクリーチャーはいない。<br>Aの攻撃対象をプレインズウォーカーとし、Bはあなたへと攻撃した場合、あなたはブロックするクリーチャーがいないため、Aはプレインズウォーカーに、Bはあなたに戦闘ダメージを与える。
**また[[トランプル]]によるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。<br>注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をその[[コントローラー]]に与えることは出来ない点である。
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**また[[トランプル]]によるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をその[[コントローラー]]に与えることは出来ない点である。
*プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが場を離れたり、コントローラーが変わった場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。<br>しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。この場合、それら攻撃クリーチャーはブロックしているクリーチャーにダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
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*プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが場を離れたり、コントローラーが変わった場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。この場合、それら攻撃クリーチャーはブロックしているクリーチャーにダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
*プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、他のプレイヤーがコントロールする[[発生源]]が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでも良い。これは置換効果である。→[[移し変え]]
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*プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、他のプレイヤーがコントロールする[[発生源]]が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでも良い。これは置換効果である(⇒[[移し変え]])。
 
**あなたが[[ショック/Shock]]をプレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーにプレイする場合、ダメージをプレインズウォーカーに与えることにしても良い。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
 
**あなたが[[ショック/Shock]]をプレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーにプレイする場合、ダメージをプレインズウォーカーに与えることにしても良い。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
 
**[[双頭巨人戦]]でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他の[[チームメイト]]がコントロールするプレインズウォーカーに与えることは出来ない。
 
**[[双頭巨人戦]]でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他の[[チームメイト]]がコントロールするプレインズウォーカーに与えることは出来ない。
<!-- http://mjmj.info/data/pri_lrw_j.html より参考にさせていただきました
 
誤字脱字、他修正箇所ありましたらよろしく -->
 
  
==参考==
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== 参考 ==
 
*[[忠誠度]]
 
*[[忠誠度]]
 
*[[プレインズウォーカー・タイプ]]
 
*[[プレインズウォーカー・タイプ]]
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*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20071001/index.html プレインズウォーカー・ファーストインパクト]([[タカラトミー]]、文:[[浅原晃]])
 
*[http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/asahara/20071001/index.html プレインズウォーカー・ファーストインパクト]([[タカラトミー]]、文:[[浅原晃]])
  
=プレインズウォーカー/Planeswalker(世界設定)=
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= プレインズウォーカー(ストーリー用語)=
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'''プレインズウォーカー'''(''Planeswalker'')は、[[ドミニア/Dominia]]の多次元宇宙をわたる力を持っている存在のこと。神のごとき(実際に神としてあがめられている者もいる)力を持ち強力な魔力のため、ほとんど不死とも思える寿命を持つ。
  
[[ドミニア/Dominia]]の多次元宇宙をわたる力を持っている人々のこと。神のごとき(実際に神としてあがめられている者もいる)力を持ち強力な魔力のため、ほとんど不死とも思える寿命を持つ。
+
どんな強力な魔法使いでも訓練してなれるものではなく、生まれつき「火花」を持つもののみがなることができる(⇒[[プレインズウォーカーの火花]])。
  
どんな強力な魔法使いでも訓練してなれるものではなく、生まれつき「火花」を持つもののみがなることができる。
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世界を揺るがすほどの強大な力を手に入れたプレインズウォーカーたちは、[[対立/Opposition]]の[[フレイバー・テキスト]]やコミック、小説で繰り返し語られている通り、その正気の度合いは判断が難しい。その能力を利用して欲望の赴くままに振舞う者([[Ravidel|テイザー/Taysir]]、[[ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihada]]、[[レシュラック/Leshrac]]など)、肉親の死による絶望から世界の破滅を願う者([[テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat]])、孤独から復讐に駆り立てられる者([[Ravidel(ラヴィデル)]])、永遠の寿命のため狂気に陥りそうになった者([[フレイアリーズ/Freyalise]])、遺伝実験に手を汚し数千年に渡る戦争計画を実行した者([[ウルザ/Urza]])など、枚挙に暇がない。
参考→[[プレインズウォーカーの火花]]
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世界を揺るがすほどの強大な力を手に入れたプレインズウォーカーたちは、[[対立/Opposition]]の[[フレイバー・テキスト]]やコミック、小説で繰り返し語られている通り、その正気の度合いは判断が難しい。
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[[マジック]]の対戦のイメージは、「プレイヤーはプレインズウォーカーとなり、様々な次元からいろいろなものを召喚して戦う」というもの。プレインズウォーカーや神、次元そのものが基本的にカード化されなかったのはそのためである。
その能力を利用して欲望の赴くままに振舞う者([[Ravidel|テイザー/Taysir]]、[[ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihada]]、[[レシュラック/Leshrac]]など)、肉親の死による絶望から世界の破滅を願う者([[テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat]])、孤独から復讐に駆り立てられる者([[Ravidel(ラヴィデル)]])、永遠の寿命のため狂気に陥りそうになった者([[フレイアリーズ/Freyalise]])、遺伝実験に手を汚し数千年に渡る戦争計画を実行した者([[ウルザ/Urza]])など、枚挙に暇がない。
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マジックの対戦のイメージは、「プレイヤーはプレインズウォーカーとなり、様々な次元からいろいろなものを召喚して戦う」というもの。
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プレインズウォーカーや神、次元そのものが基本的にカード化されなかったのはそのためである。
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*[[Vanguard]]にはプレインズウォーカーのキャラクターも含まれているため、それを利用すればプレインズウォーカー気分を味わうことができる。
 
*[[Vanguard]]にはプレインズウォーカーのキャラクターも含まれているため、それを利用すればプレインズウォーカー気分を味わうことができる。
*[[時のらせん]]では、プレインズウォーカーが伝説のクリーチャーとしてカード化している。これらは、プレインズウォーカーに覚醒する以前の過去の状態であったり、プレインズウォーカーの能力(上述の火花)を失った状態であったりと、設定に工夫を凝らして人気のあるキャラクターたちをカード化しようとするもの。前者には[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]、後者には[[テフェリー/Teferi]]が該当する([[レジェンド]]のカードだが、[[ダッコン/Dakkon]]も後者の部類)。
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*[[時のらせん]]では、プレインズウォーカーが[[伝説の]][[クリーチャー]]として[[カード]]化されている。これらは、プレインズウォーカーに覚醒する以前の過去の状態であったり、プレインズウォーカーの能力(上述の火花)を失った状態であったりと、設定に工夫を凝らして人気のあるキャラクターたちをカード化しようとしたものである。前者には[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard]]、後者には[[テフェリー/Teferi]]が該当する([[レジェンド]]のカードだが、[[ダッコン/Dakkon]]も後者の部類)。
  
<!-- なお、その時点のストーリーで現役でないのなら、過去、もしくは未来にプレインズウォーカーである人物もカード化される場合がある。
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[[時のらせんブロック]]のストーリーにおいて、プレインズウォーカーはその不死性や無限の魔力を失っている。しかしそれでもまだ、一般の魔道士とは比較にならない大きな魔力や知識を持ち、次元の移動なども依然として可能である。詳しくは下記参考コラム「あなたはプレインズウォーカーだ」を参照。
-その数少ない例外が[[黒き剣のダッコン/Dakkon Blackblade]]。
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アメコミのDakkon Blackblade入手しましたが、どうもプレインズウォーカーではないみたいです。Phyrexia.comの勇み足じゃないかなー -->
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[[時のらせんブロック]]のストーリーにおいて、プレインズウォーカーはその不死性や無限の魔力を失っている。しかしそれでもまだ、一般の魔道士とは比較にならない大きな魔力や知識を持ち、次元の移動なども依然として可能である。
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詳しくは下記参考コラム「あなたはプレインズウォーカーだ」を参照。
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*このストーリーを受け、次の[[ローウィン・ブロック]]では初めて現役プレインズウォーカーがカード化している。また、それらのカードはルール上でもクリーチャーと扱いが異なっており、どちらかと言えば「プレイヤーと共に戦う」という存在になっている。
 
*このストーリーを受け、次の[[ローウィン・ブロック]]では初めて現役プレインズウォーカーがカード化している。また、それらのカードはルール上でもクリーチャーと扱いが異なっており、どちらかと言えば「プレイヤーと共に戦う」という存在になっている。
 
*まだ設定が確立していないころには、「[[マナ]]の存在を知っているのはプレインズウォーカーだけ」「[[クリーチャー]]を下僕に出来るのはプレインズウォーカーだけ」という、今ではとても考えられない設定の時期もあった。
 
*まだ設定が確立していないころには、「[[マナ]]の存在を知っているのはプレインズウォーカーだけ」「[[クリーチャー]]を下僕に出来るのはプレインズウォーカーだけ」という、今ではとても考えられない設定の時期もあった。
 
**逆に一般の魔術師には何が出来たのやら、問いたい。
 
**逆に一般の魔術師には何が出来たのやら、問いたい。
<!-- 第4版ルールブックには「プレイヤーは強力な魔法使い(ウィザード)となって」とあります。情報元が判明するまでコメントアウトで
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*綴りが似ているが、[[平地]][[渡り]](Plainswalk)は関係ない。プレインズウォーカーは「次元(Plane)を渡り歩くもの」である。
自分が情報元を知らないからといって非表示にするべきではないと思います。
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1995年にジョン・ティネス氏に書かれた文章によるものだと思われます。
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最近和訳がタカラトミーのサイトにもありましたね。失念しておりました。申し訳ございません。非表示に関しては、「自分が知らないから」と言うわけではなく、相反する資料も存在していることから、疑問に覚えたので、そうさせていただきました。 -->
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*綴りが似ているが、[[平地]][[渡り]](Plainswalk)は関係ない。こちらは「次元(Plane)を渡り歩くもの」である。
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==これまでにストーリーに登場したプレインズウォーカー==
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== これまでにストーリーに登場したプレインズウォーカー ==
 
*[[ボウ・リヴァー/Bo Levar]]
 
*[[ボウ・リヴァー/Bo Levar]]
 
*[[ガフ提督/Commodore Guff]]
 
*[[ガフ提督/Commodore Guff]]
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*[[ウルザ/Urza]]
 
*[[ウルザ/Urza]]
  
==参考==
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== 参考 ==
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/home Planeswalkers Minisite]
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/home Planeswalkers Minisite]
 
**[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/week1 You Are a Planeswalker] / [http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070918/index.html あなたはプレインズウォーカーだ]
 
**[http://www.wizards.com/default.asp?x=magic/planeswalkers/week1 You Are a Planeswalker] / [http://mtg.takaratomy.co.jp/others/column/yonemura/20070918/index.html あなたはプレインズウォーカーだ]

2008年3月1日 (土) 15:36時点における版

プレインズウォーカーPlaneswalker)は、

  1. 下記の存在を表したカード・タイプ。:プレインズウォーカー(カード・タイプ)を参照。
  2. マジックのストーリーにおいて、強大な魔力を持った存在。:プレインズウォーカー(ストーリー用語)を参照。

目次

プレインズ・ウォーカー(カード・タイプ)

プレインズウォーカーPlaneswalker)はカード・タイプの1つ。ローウィンで初めて登場した。

プレインズウォーカーはパーマネントであり、他のパーマネント・カードと同様のルールに則ってプレイされる。つまり、ソーサリー・タイミングでのみプレイ可能であり、プレイしたあとは呪文としてスタックに乗り、解決後は場に出る。

プレインズウォーカーとしてのサブタイププレインズウォーカー・タイプと呼ばれる。これはクリーチャー・タイプとは異なる。場に出ている2人以上のプレインズウォーカーに共通のサブタイプがある場合、その全てがオーナーの墓地に置かれる。これは状況起因効果である。

忠誠度

プレインズウォーカーは忠誠度という独自の特性を持ち、カードの右下に印刷されている数値がその基準である。プレインズウォーカーは場に出るに際し、その数値と同数の忠誠カウンターが置かれた状態で場に出る。場にある間はその上に乗っている忠誠カウンターの数が忠誠度である。

  • 忠誠度の詳しいルールは該当項目を参照。

プレインズウォーカー能力

プレインズウォーカーはプレインズウォーカー能力と呼ばれる起動型能力を持っている。プレインズウォーカー能力は、そのコントローラーソーサリーをプレイできる時のみ、1体のプレインズウォーカーにつき1ターンに1度だけプレイできる。

プレインズウォーカー能力は、カードに

「+1:土地2つを対象とし、それらをアンタップする。」
「-1:緑の3/3のビースト・クリーチャー・トークンを1体場に出す。」

のように書かれている。[+1]等は起動型能力をプレイするのに必要なコストを示しており、「忠誠度を数値の分だけ増減させる」ことを示している。

つまり、上記の能力のコストはそれぞれ

+1=「このプレインズウォーカーに忠誠カウンターを1個置く。」
-1=「このプレインズウォーカーから忠誠カウンターを1個取り除く。」

ということを意味している。

  • 取り除く忠誠カウンターの数が足りない場合は、その能力をプレイする事はできない。
  • 取り除くカウンターの数が忠誠度と同じ時でも、能力はプレイできる。この場合、その直後にプレインズウォーカーは墓地に置かれるが、能力はきちんとスタックに乗る。
  • ローウィンに存在するプレインズウォーカーは3つの起動型能力を持っている。「コストがプラス」・「コストが小マイナス」・「コストが大マイナス」の3つで揃っている。
  • プレインズウォーカー能力が1ターンに1回しかプレイできないのはプレインズウォーカーの定義なので、プレインズウォーカーでないパーマネントがプレインズウォーカー能力を得た場合、それは何度でもプレイできる事になる。具体的には、マイコシンスの格子/Mycosynth Lattice機械の行進/March of the Machinesでクリーチャー化させ、水銀の精霊/Quicksilver Elementalの能力を使用することで可能である。

戦闘ダメージに関するルール

プレインズウォーカーと戦闘ダメージに関するルールは以下の通りである。

  • プレインズウォーカーはクリーチャーではない。それ自身は攻撃にもブロックにも参加できない。
  • プレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーに攻撃をする場合、攻撃側はプレインズウォーカーかプレイヤーのどちらを攻撃するかを選ぶ。戦闘に関しては通常通りの処理を行うが、ブロックされなかった場合は「選んだ対象へ戦闘ダメージ割り振る」ことになる。
    • 例:対戦相手がAとBというクリーチャーをコントロールし、あなたはプレインズウォーカーをコントロールしており、またクリーチャーはいない。
      Aの攻撃対象をプレインズウォーカーとし、Bはあなたへと攻撃した場合、あなたはブロックするクリーチャーがいないため、Aはプレインズウォーカーに、Bはあなたに戦闘ダメージを与える。
    • またトランプルによるダメージも通常通り扱われ、余剰ダメージ分は攻撃している方へ与えることになる。注意すべきはプレインズウォーカーの忠誠度を越えるダメージがあっても、その余剰分をそのコントローラーに与えることは出来ない点である。
  • プレインズウォーカーが攻撃されているとき、そのプレインズウォーカーが場を離れたり、コントローラーが変わった場合、そのプレインズウォーカーは戦闘から取り除かれる。しかし、それを攻撃しているクリーチャーは依然として攻撃クリーチャーのままである。この場合、それら攻撃クリーチャーはブロックしているクリーチャーにダメージを与えるが、攻撃していたプレインズウォーカーがいないため、それに与えるはずだったダメージは発生しない。
  • プレインズウォーカーをコントロールしているプレイヤーに、他のプレイヤーがコントロールする発生源が戦闘以外でダメージを与える場合、その発生源のコントローラーはプレイヤーではなくプレインズウォーカーにダメージを与えることを選んでも良い。これは置換効果である(⇒移し変え)。
    • あなたがショック/Shockをプレインズウォーカーをコントロールするプレイヤーにプレイする場合、ダメージをプレインズウォーカーに与えることにしても良い。そうした場合、ショックからプレインズウォーカーに2点のダメージを与えることになる。
    • 双頭巨人戦でのダメージの割り振りの際、あるプレイヤーに与えるダメージを他のチームメイトがコントロールするプレインズウォーカーに与えることは出来ない。

参考

プレインズウォーカー(ストーリー用語)

プレインズウォーカーPlaneswalker)は、ドミニア/Dominiaの多次元宇宙をわたる力を持っている存在のこと。神のごとき(実際に神としてあがめられている者もいる)力を持ち強力な魔力のため、ほとんど不死とも思える寿命を持つ。

どんな強力な魔法使いでも訓練してなれるものではなく、生まれつき「火花」を持つもののみがなることができる(⇒プレインズウォーカーの火花)。

世界を揺るがすほどの強大な力を手に入れたプレインズウォーカーたちは、対立/Oppositionフレイバー・テキストやコミック、小説で繰り返し語られている通り、その正気の度合いは判断が難しい。その能力を利用して欲望の赴くままに振舞う者(テイザー/Taysirガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihadaレシュラック/Leshracなど)、肉親の死による絶望から世界の破滅を願う者(テヴェシュ・ザット/Tevesh Szat)、孤独から復讐に駆り立てられる者(Ravidel(ラヴィデル))、永遠の寿命のため狂気に陥りそうになった者(フレイアリーズ/Freyalise)、遺伝実験に手を汚し数千年に渡る戦争計画を実行した者(ウルザ/Urza)など、枚挙に暇がない。

マジックの対戦のイメージは、「プレイヤーはプレインズウォーカーとなり、様々な次元からいろいろなものを召喚して戦う」というもの。プレインズウォーカーや神、次元そのものが基本的にカード化されなかったのはそのためである。

  • Vanguardにはプレインズウォーカーのキャラクターも含まれているため、それを利用すればプレインズウォーカー気分を味わうことができる。
  • 時のらせんでは、プレインズウォーカーが伝説のクリーチャーとしてカード化されている。これらは、プレインズウォーカーに覚醒する以前の過去の状態であったり、プレインズウォーカーの能力(上述の火花)を失った状態であったりと、設定に工夫を凝らして人気のあるキャラクターたちをカード化しようとしたものである。前者にはヤヤ・バラード/Jaya Ballard、後者にはテフェリー/Teferiが該当する(レジェンドのカードだが、ダッコン/Dakkonも後者の部類)。

時のらせんブロックのストーリーにおいて、プレインズウォーカーはその不死性や無限の魔力を失っている。しかしそれでもまだ、一般の魔道士とは比較にならない大きな魔力や知識を持ち、次元の移動なども依然として可能である。詳しくは下記参考コラム「あなたはプレインズウォーカーだ」を参照。

  • このストーリーを受け、次のローウィン・ブロックでは初めて現役プレインズウォーカーがカード化している。また、それらのカードはルール上でもクリーチャーと扱いが異なっており、どちらかと言えば「プレイヤーと共に戦う」という存在になっている。
  • まだ設定が確立していないころには、「マナの存在を知っているのはプレインズウォーカーだけ」「クリーチャーを下僕に出来るのはプレインズウォーカーだけ」という、今ではとても考えられない設定の時期もあった。
    • 逆に一般の魔術師には何が出来たのやら、問いたい。
  • 綴りが似ているが、平地渡り(Plainswalk)は関係ない。プレインズウォーカーは「次元(Plane)を渡り歩くもの」である。

これまでにストーリーに登場したプレインズウォーカー

参考

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