ファイレクシアの疫病王/Phyrexian Plaguelord

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Phyrexian Plaguelord / ファイレクシアの疫病王 (3)(黒)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) キャリアー(Carrier)

(T),ファイレクシアの疫病王を生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-4/-4の修整を受ける。
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時まで-1/-1の修整を受ける。

4/4

ウルザ・ブロック初出、除去能力付き、5マナ4/4のアタッカーとしても使える優秀クリーチャー。第8版収録時も、よく黒コントロールなどに投入されていた人気の高いカード

当時のルールでは、まず1番目の能力により、ブロック・クリーチャーに回った場合は最大タフネスが8のクリーチャーまで道連れにできた。あまり使用されることはなかったが、これだけでも相手クリーチャーの十分な牽制になりえた。またウルザ・ブロック当時、ほとんどのデッキが採用していたマスティコア/Masticoreを確実に倒せたのは魅力的であった。

そして2番目のタップの必要無いこの能力が最も重要で、使い道のなくなったクリーチャーを利用するのはもちろんの事、自身を生け贄に捧げることによって、追放による除去や、当時猛威を振るっていた不実/Treacheryを回避できたりとその汎用性は高い。実際にこの能力をゾンビ化/Zombify逢魔が辻/Haunted Crossroadsなどで使い回されると、対戦相手にとっては相当に厄介である。

  • 現在のルールではいずれの能力も戦闘ダメージスタックに乗せてから生け贄に捧げる、ということができなくなっており、当時と比べて弱体化してしまっている。
  • いずれの能力も、自身をコストとして生け贄に捧げても、自分自身を対象にできる。対象の決定はコスト支払いよりも先だからである。これにより、戦場にこいつ以外のクリーチャーが居ない時でも不実/Treacheryを回避したりすることが可能。
  • マスクス・ブロックが出た当初のたうつウンパス/Thrashing Wumpusにお株を奪われかけたが、上記のようにマスティコアや不実に高い耐性を持つことがメタゲームにマッチし、最終的には多くの黒コントロールでこちらが採用されていた。
  • キャリアーサイクルのフレイバー・テキストは、順番に読んでいくとファイレクシア病の症状を網羅することができる。しかし、第8版日本語版では「ファイレクシア病」の部分が「ファイレクシア人」と改訳(誤訳?)されたために、よく分からなくなってしまった。英文はそのままであることから、少なくともどちらかに何らかの誤訳があったものと思われる。
  • 地味にデュエル・マスターズでそれらしいクリーチャーが登場している(コミックス第1巻58ページ1コマ目参照)。

関連カード

サイクル

ウルザズ・レガシーファイレクシアンキャリアーサイクル生け贄に捧げることでクリーチャーにマイナス修整を与える。フレイバー・テキストにはファイレクシア病の病状の各段階が書かれている。

参考

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