バーニング・ハンズ/Burning Hands

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*燃えやすい[[植物]]を擁する緑に覿面な辺り[[破壊的なかがり火/Consuming Bonfire]]に通じるものがある。
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*'''バーニング・ハンズ'''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]に登場する[[ウィザード]]・ソーサラー呪文(5版では1レベル力術)。広げた指先から火炎を放射し、周囲の可燃物にも燃え広がる炎ダメージを与える。
 
==関連カード==
 
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==参考==
 
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*[[対緑カード]]
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪]] - [[アンコモン]]

2023年4月19日 (水) 16:47時点における最新版


Burning Hands / バーニング・ハンズ (1)(赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーのうち1つを対象とする。バーニング・ハンズはそれに2点のダメージを与える。そのパーマネントが緑であるなら、代わりにバーニング・ハンズはそれに6点のダメージを与える。


クリーチャープレインズウォーカーに2点ダメージを与える火力インスタント対象なら6点もの大ダメージを与える。

対抗色ではなく友好色を標的とした珍しい色対策カード。緑のクリーチャーはタフネスが高いものが多いため、通常の火力で処理が困難であり、デッキにとって長年悩みの種であった。それらの多くをたった2マナで処理できるのは革命的であり、の排除にも大型クリーチャーの処理による延命にも役立つ一枚。緑以外にも効率が悪いとはいえダメージを与えられるため、メインデッキから入れても腐りにくい点も魅力である。

登場時のスタンダードでは、恋煩いの野獣/Lovestruck Beast長老ガーガロス/Elder Gargaroth星界の大蛇、コーマ/Koma, Cosmos Serpentなど、突破の難しい緑のクリーチャーを1枚で焼ける点を買われて、赤いデッキサイドボードの定番になっている。恐らく本来の対象であった王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crownsに撃たれることはまずないだろう。

ローテーション直後も緑単アグロメタゲーム上位になったことを受け、引き続き赤を含む多くのデッキのサイドボードに採用されている。場合によってはメインデッキから採用するケースもあった。不詳の安息地/Faceless Haven禁止による緑単アグロの弱体化後はメタゲームから緑のファッティを用いるデッキが激減したため、こちらの採用率も低下した。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

フォーゴトン・レルム探訪色対策カードサイクル。4枚がインスタントで、1枚が瞬速を持つエンチャント稀少度アンコモン

色対策カードのサイクルとしては珍しく、カードとそれが対策する色の5つの組は、カラーホイール上で対称的な関係にはなっていない。

[編集] 参考

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