カード・タイプ

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'''カード・タイプ'''/''Card Type''とは、[[オブジェクト]]の[[特性]]の1つ。カード・タイプは、[[タイプ行]]に記されている。[[カード]][[トークン]][[パーマネント]]、[[呪文]]はすべてカード・タイプを持つ。[[能力]]にはカード・タイプは存在しない。
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'''カード・タイプ'''/''Card Type''とは、[[オブジェクト]]の[[特性]]の1つ。[[スタック]]上にある[[能力]]をのぞいて、あらゆるオブジェクトはカード・タイプを持つ。[[カード]][[タイプ行]]に印刷されている。
  
[[土地]]、[[クリーチャー]]、[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]、[[インスタント]]、[[ソーサリー]]、[[部族]]、[[プレインズウォーカー]]の8種類があり、1つの[[オブジェクト]]が複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、アーティファクトとクリーチャーの2つのカード・タイプを併せ持つ。
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==解説==
  
何らかの[[効果]]によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。追加する場合、あるいは以前のカード・タイプを残すと書かれている場合は、元のカード・タイプはそのまま残る。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果は、追加する効果と同様に以前のカード・タイプを全て残す。
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[[土地]]、[[クリーチャー]]、[[エンチャント]]、[[アーティファクト]]、[[インスタント]]、[[ソーサリー]]、[[部族]]、[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の8種類があり、1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、[[アーティファクト・クリーチャー]]は1つの独立したタイプではなく、アーティファクトとクリーチャーの2つのカード・タイプを併せ持つ。
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何らかの[[効果]]によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記が書かれている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。
  
 
以前は単に「[[タイプ]]」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。
 
以前は単に「[[タイプ]]」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。
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*ルール上カードでないオブジェクトもカード・タイプを持てることに注意。
 
*ルール上カードでないオブジェクトもカード・タイプを持てることに注意。
 
*カード・タイプを持たないパーマネントが存在することもありえる。
 
*カード・タイプを持たないパーマネントが存在することもありえる。
**パーマネントがカード・タイプを持たない状態になった場合でも、それはパーマネントとして場に残る。({{CR|214.1b}})
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**パーマネントがカード・タイプを持たない状態になった場合でも、それはパーマネントとして場に残る(→{{CR|214.1b}})。
 
**例:アーティファクトが[[機械の行進/March of the Machines]]によってアーティファクト・クリーチャーになっているとき、それに対して[[ニューロックの変成者/Neurok Transmuter]]の2番目の能力を使用すると、[[依存]]のルールにより、そのパーマネントはカード・タイプをまったく持たなくなってしまう。
 
**例:アーティファクトが[[機械の行進/March of the Machines]]によってアーティファクト・クリーチャーになっているとき、それに対して[[ニューロックの変成者/Neurok Transmuter]]の2番目の能力を使用すると、[[依存]]のルールにより、そのパーマネントはカード・タイプをまったく持たなくなってしまう。
  
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*[[ソーサリー]](Sorcery)
 
*[[ソーサリー]](Sorcery)
 
*[[部族]](Tribal)
 
*[[部族]](Tribal)
*[[プレインズウォーカー]](Planeswalker)
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*[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]](Planeswalker)
 
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==該当ルール==
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*{{CR|205}}総合ルール 205. タイプ行
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*{{CR|212}}総合ルール 212. カード・タイプ、特殊タイプ、サブタイプ
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==参考==
 
==参考==
*[[ルーリング#カード・タイプ / サブタイプ|ルーリング]]
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*[[ルーリング]]
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{{#CR:204.1}}
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{{#CR:204.2}}

2009年7月26日 (日) 02:36時点における版

カード・タイプ/Card Typeとは、オブジェクト特性の1つ。スタック上にある能力をのぞいて、あらゆるオブジェクトはカード・タイプを持つ。カードタイプ行に印刷されている。

目次

解説

土地クリーチャーエンチャントアーティファクトインスタントソーサリー部族プレインズウォーカーの8種類があり、1つのオブジェクトが複数のカード・タイプを持っていてもよい。例えば、アーティファクト・クリーチャーは1つの独立したタイプではなく、アーティファクトとクリーチャーの2つのカード・タイプを併せ持つ。

何らかの効果によってオブジェクトのカード・タイプが変更される場合、新しいカード・タイプは以前のカード・タイプを全て上書きする。ただし、「それまでのタイプに加え」や「[カード・タイプ]でもある」のような表記が書かれている場合、元のカード・タイプはそのまま残って新たなタイプが追加される。また、「アーティファクト・クリーチャーになる」という効果も同様に以前のカード・タイプを全て残す。

以前は単に「タイプ」と呼ぶのが正式であり「カード・タイプ」というのは一種の俗称であったが、現在では「カード・タイプ」の方が正式名称である。

  • ルール上カードでないオブジェクトもカード・タイプを持てることに注意。
  • カード・タイプを持たないパーマネントが存在することもありえる。
    • パーマネントがカード・タイプを持たない状態になった場合でも、それはパーマネントとして場に残る(→CR:214.1b)。
    • 例:アーティファクトが機械の行進/March of the Machinesによってアーティファクト・クリーチャーになっているとき、それに対してニューロックの変成者/Neurok Transmuterの2番目の能力を使用すると、依存のルールにより、そのパーマネントはカード・タイプをまったく持たなくなってしまう。

カード・タイプ一覧

参考

引用:総合ルール 20231117.0

引用:総合ルール 20231117.0

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