オームズ=バイ=ゴアの邪眼/Evil Eye of Orms-by-Gore

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[[時のらせん]]では、[[タイムシフト]][[カード]]として[[再録]]。[[壁]]のルール変更により、相対的に強化された。[[ラヴニカ・ブロック]]+[[時のらせんブロック]]+[[第9版]]において、壁である[[クリーチャー]]は、[[欠片の壁/Wall of Shards]]、[[根の壁/Wall of Roots]]、[[霊気炎の壁/Aetherflame Wall]]、[[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]、[[霊気の皮膜/Aether Membrane]]の5体のみ。使用頻度から、障害になる可能性があるのは実質的に根の壁くらいだろう。[[突然の死/Sudden Death]]で落とされず、[[カルシダーム/Calciderm]]などを止められるなど、高いタフネスに基づく心強さも健在。だが、昔ほど黒であることが[[除去耐性]]につながらない([[恐怖/Terror]]系[[除去]]が少ない)時代なのは逆風である。
  
 
*[[第10版]]で壁が増産されたが、やはり使用頻度を考えると、障害になる可能性はわずかに上昇した程度である。
 
*[[第10版]]で壁が増産されたが、やはり使用頻度を考えると、障害になる可能性はわずかに上昇した程度である。
*[[ローウィン]]で[[多相]]クリーチャーが多数投入された。これによりブロックされる可能性は大きく上昇したと言える。しかし多相は[[眼]]でもあるので、同時に、一緒に攻撃に参加できるクリーチャーが増えたとも言える。
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*[[ローウィン]]で[[多相]]クリーチャーが多数投入された。これにより[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]される可能性は大きく上昇したと言える。しかし多相は[[眼]]でもあるので、同時に、一緒に攻撃に参加できるクリーチャーが増えたとも言える。
 
*時のらせんでは、リメイクの[[アーボーグの邪眼/Evil Eye of Urborg]]も登場。これも[[眼]]であるので一緒に攻撃できる。
 
*時のらせんでは、リメイクの[[アーボーグの邪眼/Evil Eye of Urborg]]も登場。これも[[眼]]であるので一緒に攻撃できる。
  
 
==[[オラクル]]の変遷==
 
==[[オラクル]]の変遷==
登場当時は邪眼(Evil Eye)というクリーチャー・タイプで、「[[あなた]]が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]する邪眼でない[[クリーチャー]]は[[攻撃]]できない。」という[[ルール・テキスト]]だった。[[第6版]]で[[再録]]されたときにはクリーチャー・タイプが[[ホラー]]に変更され、「[[名前]]が『オームズ=バイ=ゴアの邪眼』であるクリーチャーを除き、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加できない。」と名前を参照するように変更された。[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]で復刻された際に現在のテキストとなり、初期の形に近くなった。
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登場当時は邪眼(Evil Eye)という[[クリーチャー・タイプ]]で、「[[あなた]]が[[コントロール]]する邪眼でない[[クリーチャー]]は[[攻撃]]できない。」という[[ルール文章]]だった({{Gatherer|id=3842|カード画像}})。[[第6版]]で[[再録]]されたときにはクリーチャー・タイプが[[ホラー]]に変更され、「[[カード名|名前]]が『オームズ=バイ=ゴアの邪眼』であるクリーチャーを除き、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加できない。」と名前を参照するように変更された({{Gatherer|id=14593|カード画像}})。[[時のらせん]]の[[タイムシフト]]で復刻された際に現在のルール文章となり、初期の形に近くなった({{Gatherer|id=107278|カード画像}})。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第6版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:第5版]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[コモン]]

2022年12月18日 (日) 21:10時点における最新版


Evil Eye of Orms-by-Gore / オームズ=バイ=ゴアの邪眼 (4)(黒)
クリーチャー — 眼(Eye)

あなたがコントロールする、眼(Eye)でないクリーチャーは攻撃できない。
オームズ=バイ=ゴアの邪眼は壁(Wall)によってしかブロックされない。

3/6

他の自分がコントロールするクリーチャー攻撃できなくしてしまう代わりに、強力な回避能力を持っているクリーチャー。

当時のの主流除去が効かず、またブラストダーム/Blastodermをも止める高いタフネスにより、戦闘火力で落とすのも容易ではない。メルカディアン・マスクスインベイジョン期に、このカードをフィニッシャーに据えたアイ・ゴーが全米でそこそこ活躍していた。

時のらせんでは、タイムシフトカードとして再録のルール変更により、相対的に強化された。ラヴニカ・ブロック時のらせんブロック第9版において、壁であるクリーチャーは、欠片の壁/Wall of Shards根の壁/Wall of Roots霊気炎の壁/Aetherflame Wall霧衣の究極体/Mistform Ultimus霊気の皮膜/Aether Membraneの5体のみ。使用頻度から、障害になる可能性があるのは実質的に根の壁くらいだろう。突然の死/Sudden Deathで落とされず、カルシダーム/Calcidermなどを止められるなど、高いタフネスに基づく心強さも健在。だが、昔ほど黒であることが除去耐性につながらない(恐怖/Terror除去が少ない)時代なのは逆風である。

  • 第10版で壁が増産されたが、やはり使用頻度を考えると、障害になる可能性はわずかに上昇した程度である。
  • ローウィン多相クリーチャーが多数投入された。これによりブロックされる可能性は大きく上昇したと言える。しかし多相はでもあるので、同時に、一緒に攻撃に参加できるクリーチャーが増えたとも言える。
  • 時のらせんでは、リメイクのアーボーグの邪眼/Evil Eye of Urborgも登場。これもであるので一緒に攻撃できる。

[編集] オラクルの変遷

登場当時は邪眼(Evil Eye)というクリーチャー・タイプで、「あなたコントロールする邪眼でないクリーチャー攻撃できない。」というルール文章だった(カード画像)。第6版再録されたときにはクリーチャー・タイプがホラーに変更され、「名前が『オームズ=バイ=ゴアの邪眼』であるクリーチャーを除き、あなたがコントロールするクリーチャーは攻撃に参加できない。」と名前を参照するように変更された(カード画像)。時のらせんタイムシフトで復刻された際に現在のルール文章となり、初期の形に近くなった(カード画像)。

[編集] 参考

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