エルズペス、死に打ち勝つ/Elspeth Conquers Death

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2020年1月21日 (火) 07:32時点におけるG-7 (トーク | 投稿記録)による版
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Elspeth Conquers Death / エルズペス、死に打ち勝つ (3)(白)(白)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― 対戦相手がコントロールしていてマナ総量が3以上のパーマネント1つを対象とし、それを追放する。
II ― あなたの次のターンまで、対戦相手がクリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(2)多くなる。
III ― あなたの墓地からクリーチャーかプレインズウォーカーであるカード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。それの上に+1/+1カウンターか忠誠(loyalty)カウンターを1個置く。


エルズペス/Elspeth死の国/The Underworldからの帰還を表した英雄譚

I-
3マナ以上のパーマネントに対する追放除去
極端なウィニーでもない限り対象には事欠かず、ほぼ万能と言える強力な除去。と同時に登場しているのもあって、追放であることも嬉しい。
II-
対戦相手の非クリーチャー呪文コスト増加。
特に細かくマナを使う動きを難しくするが、当然クリーチャーデッキには無意味なこと、出してから1ターンの猶予があるため相手も備えやすいこと、誘発時点で土地も十分伸びているであろうことからすると、あまり頼りにはできない。
III-
自分の墓地のクリーチャーかプレインズウォーカーリアニメイトし、カウンターを1個置く。
単純に大きなアドバンテージに直結するが、原則的に最速でも7ターン目になるとはいえ自分の墓地のみなので、優勢で進んでいると思うような結果を得られないこともある。このカードより前に出した3,4マナのパーマネントあたりが引っかかれば十分と考えることも必要だろう。

5マナでIが除去・IIIがリアニメイトと、は異なるが最古再誕/The Eldest Rebornとの共通点が多い。IIIの性能はあちらに分があるが、こちらはIの信頼性が高く、総合的に腐りにくいカードに仕上がっている。

関連カード

サイクル

テーロス還魂記レア神話レア英雄譚サイクルキオーラ、海神を打ち倒す/Kiora Bests the Sea Godのみ神話レアで、他はレア。

ストーリー

ヘリオッド/Heliodに殺され、死の国/The Underworldに囚われたエルズペス/Elspeth。だが彼女はアショク/Ashiokの悪夢から影槍/Shadowspearを取り出し、死の国からの脱出を目指す。道中、彼女は傍観者たちに宣言した。この槍こそが本物のクルソー/Khrusorであり、ヘリオッドの持つ槍は偽物であると。

そしてヘリオッドがエルズペスの脱出を阻止しようとしたまさにそのとき、彼の槍は砕け散った――エルズペスの宣言を皆が信じたことで、真実が書き換えられたのだ。エレボス/Erebosは宿敵ヘリオッドを出し抜いた褒美として、エルズペスに現世への帰還を許可した。この物語は今日まで語り継がれている(イラスト[1][2]

脚注

  1. The Theros Beyond Death Story on Cards/『テーロス還魂記』ストーリーカード(Feature 2019年12月16日 Wizards of the Coast著)
  2. Theros Beyond Death Story Summary/『テーロス還魂記』物語概要(Feature 2020年1月10日 Wizards of the Coast著)

参考

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