陥没孔/Sinkhole
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マジック最初の土地破壊カードの1つ。黒の土地破壊としても最初のカードで、後に調整を施された数々の亜種が作られている。最も近い調整版は涙の雨/Rain of Tearsだろう。
ダブルシンボルであるがマナ・コストはたった2マナ。リスク・制限なしに土地を壊せる最も軽い呪文である。2マナはやはり軽いと判断されたのか、この呪文以上の性能のノーリスク土地破壊呪文は、これ以降どの色でも作られていない。そのコスト度外視の強さは、露天鉱床/Strip Mineに次ぐ、最強クラスの土地破壊といえる。黒単色デッキにおいて、露天鉱床と共にたびたび土地を潰していく様は、まさに赤以上のポンザぶり。
アンリミテッドまではコモンであるが、収録セットとその強力さからスタンダードのトップレア並に高額だった。Masters Edition 4では一気にレアに昇格し、エターナルマスターズでもレアとして収録されている。再録後は価格は落ち着いている。
- 後に再整理・再統合された色の役割においては、土地破壊の分野では赤が第一位と定められ、黒および緑はそれに次ぐ位置付けとなっている。
- エターナルマスターズに収録時に、日本語名と新規イラストが与えられた。
- 2019年にはパウパーの公認フォーマット化によりパウパーで禁止カードに指定された。
[編集] 関連カード
[編集] 主な亜種
黒の土地破壊カード。前述の通り、どれも陥没孔より性能が抑えられている。特筆しない限りダブルシンボル。クリーチャーも破壊できるものは汚れ/Befoulを、緑版はIce Stormを参照のこと。
- 荒廃/Blight - タップ状態になったときに破壊するオーラ。2マナ。(レジェンド)
- Icequake - 氷雪土地であれば1点ダメージを与える追加効果付き。3マナ。(アイスエイジ)
- 押し寄せる砂/Choking Sands - 対象は沼以外に限定。基本でない土地であれば2点ダメージを与える追加効果付き。3マナ。(ミラージュ)
- 強奪/Despoil - 2点のライフを失わせる追加効果付き。4マナシングルシンボル。(プロフェシー)
- 腐臭の地/Rancid Earth - スレッショルドしている場合は各プレイヤーと各クリーチャーに1点ダメージを与える追加効果付き。3マナ。(トーメント)
- 井戸に毒/Poison the Well - 2点ダメージを与える追加効果付き。黒赤の混成カードで4マナ。(シャドウムーア)
- 蔓延する腐敗/Spreading Rot - 1マナ重くなった、強奪の下位互換。(イクサラン)
- 涙の雨/Rain of Tears - シンプルな調整版。3マナ。(ポータル)
- 腐食の雨/Caustic Rain - 破壊ではなく追放する。4マナ。(ギルドパクト)
- 井戸の汲みつくし/Drain the Well - 2点のライフを得る追加効果付き。黒緑の混成カードで4マナ。(イーブンタイド)
- ぬかるみの大口/Maw of the Mire - 4点のライフを得る追加効果付き。5マナシングルシンボル。(イニストラード)
- 冒涜された地/Desecrated Earth - 手札を1枚捨てさせる追加効果付き。5マナシングルシンボル。(ゼンディカー)
- 氷砕き/Break the Ice - 氷雪もしくは無色マナを出す土地しか破壊できない代わりに超過4BB付き。2マナ。(モダンホライゾン2)