副陽のスフィンクス/Sphinx of the Second Sun
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戦闘後メイン・フェイズの後に追加の開始フェイズを設けるスフィンクス。
単純に使っても各ターンのドローが2倍（自分だけ吠えたける鉱山/Howling Mine）、戦闘に参加したクリーチャーをアンタップして疑似警戒（セラの祝福/Serra's Blessing）、タップ能力や使えるマナが2倍（種子生まれの詩神/Seedborn Muse）とかなり強力な効果。アップキープも追加されるため、アップキープに利益を得るカードとのシナジーも良好。逆説のもや/Paradox Hazeと相性の良いカードはこれとも相性が良い。
本体も6/6飛行と優れたサイズを持つが、その分8マナと重い。長く維持するほど有利になるが除去耐性もないため、素早く戦場に出す手段・除去から保護する手段は必須。
- モダンホライゾン3では同一の誘発型能力を持つエンチャント（プレイヤー）の副陽の影/Shadow of the Second Sunが登場した。
[編集] ルール
- 追加の開始フェイズは、通常の開始フェイズと同様に行う。アンタップ・ステップ中、パーマネントは適切にフェイズ・インまたはフェイズ・アウトし、タップ状態のパーマネントはアンタップされる。「あなたのアップキープの開始時に」誘発する能力などはアップキープ・ステップ中に誘発し、あなたは最終的にドロー・ステップでカードを引く。
- 追加の開始フェイズはそのターンの間に起こる。「次のあなたのターンまで」続く効果などは、追加の開始フェイズを行うからといって無効にはならない。
- 追加の開始フェイズの後は、（通常であれば）終了フェイズへ進むことになる。あくまで戦闘後メイン・フェイズと終了フェイズの間に開始フェイズが追加されただけであり、開始フェイズから再び一連のターンを開始できるわけではない。
- あなたの同じターンに複数のフェイズが追加されたなら、一番最後に生成されたフェイズが最初に発生する。
- 例：戦闘後メイン・フェイズに副陽のスフィンクスの能力が解決され、その同じメイン・フェイズ中、後になって、別の効果がそのメイン・フェイズの後に追加の戦闘フェイズを与えたとする。その場合、その追加の戦闘フェイズが先に発生し、それに続いて追加の開始フェイズが発生する。
- 戦闘フェイズ中にクリーチャーで攻撃をしなかったとしても、あなたは戦闘後メイン・フェイズを得て、副陽のスフィンクスの能力は誘発する。
- 何らかの理由であなたのターンに2つ以上のメイン・フェイズがあるなら、1つ目以外のメイン・フェイズはどれも戦闘後メイン・フェイズであり、それらはそれぞれの開始時に副陽のスフィンクスの能力が誘発する。
- ブルームバロウ発売後のオラクル更新により、一時期「第２メイン・フェイズ」での誘発に変わっていたが、ダスクモーン：戦慄の館発売後のオラクル更新で元に戻された。
- Secret Lair: Tome of the Astral Sorceress版では、「second main phase(第２メイン・フェイズ)」と印刷されている（カード画像/Scryfall）。
- ブルームバロウ発売後のオラクル更新により、一時期「第２メイン・フェイズ」での誘発に変わっていたが、ダスクモーン：戦慄の館発売後のオラクル更新で元に戻された。
- 追加の開始フェイズは戦闘後メイン・フェイズの後に実施されるが、追加する能力は戦闘後メイン・フェイズの開始時に誘発する。何らかの手段で戦闘後メイン・フェイズが飛ばされた場合は誘発しないため、開始フェイズも追加されない。
- 英雄譚の注釈文には「ドロー・ステップの後に」伝承カウンターを置くように書いてあるが、追加の開始フェイズのドロー・ステップの後に伝承カウンターは置かれない。これは厳密には戦闘前メイン・フェイズに行うターン起因処理であるため（CR:714.3b）。
