ドラゴンの怒りの媒介者/Dragon's Rage Channeler
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クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、諜報1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたの墓地に置いてもよい。)
昂揚 ― あなたの墓地にあるカードの中に4種類以上のカード・タイプがあるかぎり、ドラゴンの怒りの媒介者は+2/+2の修整を受け、飛行を持ち、各戦闘で可能なら攻撃する。
クリーチャーでない呪文を唱えるたび諜報を行うシャーマン。昂揚を達成すると攻撃強制が付くが、3/3飛行になる。
デッキ構成の工夫こそ必要なものの、1マナにしてパワー3のフライヤーになるパンチ力は高く、また諜報によりドローを安定させられる点も呪文を多めにして土地を切り詰めるデッキにとって魅力的である。
攻撃強制のペナルティ能力は1マナのクリーチャーでタフネス2,3程度の飛行クリーチャーと相討ちできるならば得な取引のため、基本的には大きな欠点にならない。それでも濁浪の執政/Murktide Regentなどの大型フライヤーに突っ込んで一方的に自滅するリスクはあるので注意。
モダンではイゼット・ラガバンで敏捷なこそ泥、ラガバン/Ragavan, Nimble Pilferer・濁浪の執政と並ぶ主力クリーチャーとして採用されているほか、その他の赤を含むアグロデッキでも使用されている。ミシュラのガラクタ/Mishra's Baubleというハンド・アドバンテージを失わず、0マナで唱えられ、比較的用意しにくいアーティファクトであり、そして自力で生け贄に捧げることができる最高の相方が存在するため、基本的にこれら2種のセットで運用される。裏を返すとスロットや戦法の問題でこれらを併用できないデッキでは採用されにくい。
レガシーの青赤デルバーやイゼット・ラガバンでは秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsともどもアタッカーとして活躍している。
Jumpstart: Historic Horizonsで収録されたことによりヒストリックでも使用可能となった。イゼット・フェニックスや赤単マッドネスの先鋒を務める。
[編集] 再調整
2022年7月7日、MTGアリーナのヒストリックで使用可能なカードに再調整が行われた。
メタゲーム上位にいるイゼット・フェニックスを弱体化させるため、このカードを除去しやすくする目的で昂揚時のタフネスへの修整がなくなった[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Alchemy Rebalancing for July 7, 2022/2022年7月5日 アルケミー再調整(Daily MTG 2022年7月1日)