ジ・エンドライダーズ/The Endriders

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ジ・エンドライダーズ/The Endridersは、第二回ギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prixの出場チーム。黒赤

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[編集] 解説

ジ・エンドライダーズの出身地はガスタル/Gastalという滅びゆく次元/Planeで、そこでは乗騎を駆る死体漁りや放浪の民が、定住あるいは略奪のための希少なオアシスを求めて、常に黄昏に染まる風景を轟音とともに駆けている。水も食料も平和も欠乏しているが、彼らの故郷は滅びの時にあっても、ガスと油は豊富だった。開けた道と底なしの燃料タンク以外に残されたものはなく、この次元の住民は轟音を立てるマシンに乗り込み、先にある栄光を追い、死者を置き去りにした。

新ファイレクシア/New Phyrexiaによる侵略が終結し領界路/Omenpathが開かれると、ジ・エンドライダーズのギャングは自由を求めてマシンに乗り、バックミラーで振り返りもせずにガスタルを後にした。彼らは多元宇宙/Multiverseが略奪にうってつけであることを発見したが、新たな問題に遭遇した。食料や水や安らぎは豊富にある一方で、ガソリンは乏しく、良くて規制品目、悪ければ知られてもいなかった。マシンを全速力で走らせることに慣れていた彼らは、すぐに燃料切れに陥った。立ち往生したジ・エンドライダーズは、機体に燃料を補給する別の方法を探し、あらゆる傭兵稼業に手を染めた。

ファー・フォーチュン/Far Fortuneのギャングもガスタルを発って地平線まで走り、そしてガス欠になった者たちの一つだった。だが幸運なことに、彼女たちが立ち往生したのはアヴィシュカー/Avishkarであり、すぐにギラプール・グランプリ/The Ghirapur Grand Prix霊気/Aetherを燃料にするマシンに辿り着いた。今や切れ味鋭い競走者たちから成る人気チームとなったジ・エンドライダーズは、優勝を目指してレースに出場し、終わりなきドライブに燃料を補給している。

[編集] 登場

[編集] 登場カード

[編集] カード名に登場

霊気走破
エンドライダーの触媒者/Endrider Catalyzerエンドライダーの棘飛ばし/Endrider Spikespitterエンドの首領、ファー・フォーチュン/Far Fortune, End Boss

[編集] フレイバー・テキストに登場

霊気走破
壮大な玉突き衝突/Spectacular Pileupエンジン水没/Flood the Engine裂爪の暴走車/Ripclaw Wrangler危険な近道/Risky Shortcutエンドライダーの触媒者/Endrider Catalyzer火に油/Fuel the Flames路上の暴走/Road Rage血溜まりの洞窟/Bloodfell Caves

[編集] 登場作品・登場記事

[編集] その他

  • モチーフは映画『マッドマックス』シリーズ[1]。暴走族のカーアクションを描いた作品群であり、特に『マッドマックス2』以降は、文明崩壊後の世界で枯渇した資源を巡って争う凶悪な暴走族を描いている。

[編集] 脚注

  1. Aetherdrift Vision Design Handoff, Part 1/『霊気走破』展望デザイン提出文書 その1Making Magic 2025年2月3日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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