でっかく/Embiggen

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Embiggen / でっかく (緑)
インスタント

ブラッシュワグ(Brushwagg)でないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは特殊タイプやカード・タイプやサブタイプのうちそれが持つ1つにつき+1/+1の修整を受ける。


タイプ行にある特殊タイプカード・タイプサブタイプの数だけ修整を与えるインスタント。ただしブラッシュワグ対象にできない。

最低限クリーチャーである以上カード・タイプが1つ、ほとんどのクリーチャークリーチャー・タイプを持っているのでそれが1つでもあれば+2/+2修整はある。職業を持っていたり伝説などの特殊タイプアーティファクトのような追加のカード・タイプがあれば巨大化/Giant Growth相当になるし、それらの組み合わせであれば更なる修整を得られる。対象しだいでは特別な工夫をしなくても容易に+4/+4以上の修整が狙える、1マナという軽さに対して「でっかい」爆発力が売りのカード。

Unfinity内ではユニークなクリーチャー・タイプを取り扱っていることもあって多くのクリーチャーが巨大化以上の修整を望める。いくつかの多色伝説のクリーチャー設立されたアンサンブル/Assembled Ensembleなど+5/+5修整まで狙えるクリーチャーも存在しており、1マナとは思えない強烈なコンバット・トリックが期待できる。

構築でも然るべきデッキで使えば強力。例えばミラディンの傷跡ブロック感染持ちクリーチャーはオラクル更新で後からファイレクシアンのタイプを得たため修整値が大きくなりやすく、その恩恵も大きい。

レガシーパウパーでは感染デッキの新戦力として定番化した。ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf胆液爪のマイア/Ichorclaw Myrに対して使えば、タイミングを選ぶことなく+4/+4修整が可能という破格の性能になるため。特にパウパーでは、地うねり/Groundswellなどと交代する形でデッキの定番枠に収まっている。

[編集] ルール

[編集] 脚注

  1. The Unfinity Gauntlet, Part 2/『Unfinity』ガントレット その2Making Magic 2022年10月11日 Mark Rosewater著)
  2. Odds & Ends: Unfinity/こぼれ話:『Unfinity』(Making Magic 2022年10月24日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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