弧炎撒き/Arc-Slogger

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Arc-Slogger / 弧炎撒き (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ビースト(Beast)

(赤),あなたのライブラリーのカードを上から10枚、追放する:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。弧炎撒きはそれに2点のダメージを与える。

4/5

ミラディンの強力なクリーチャービッグ・レッドなど、ミラディン・ブロック期の赤系デッキの多くに主力として採用された。

5マナ4/5というサイズは赤としては相応以上で、能力はさらに厄介。 最後の2点どころか6〜8点くらいは簡単に持ってゆく。 ライブラリーの上から10枚をゲームから取り除くというコストはまさに絶妙。

出た当初はタワーデッキ用だと思われていたが、実際使ってみると、とどめに使うならライブラリーが30枚、40枚と無くなっても全然問題ない、ということが判明した。→デモコン理論

またビーストであるのも重要な点で、オンスロート部族強化のメリットを最大限に生かすことができる。→赤緑ビースト

  • ライブラリーを削るという「初心者に嫌われがちなリソース消費能力」と、5マナ4/5という「初心者に好かれ易いサイズ」を合わせ持っているカードである。
  • ライブラリーのカードを取り除くことは起動コストなので、ライブラリーにカードが10枚以上なければこの能力をプレイすることはできない。
  • 大地の精霊/Earth Elemental上位互換
    • 大地の精霊のイラストから、大会レポートで『ドスコイグレート』と記載された事で呼称が広まったらしい(ゲームぎゃざ2004年4月号『ミラディントップ10反省会』参照)。
  • 読み方は「こえんまき」。
  • 黒田正城氏が最も好きなカードで、Gabriel Nassif氏が最も嫌いなカード(と黒田氏は思っている)。→プロツアー神戸04
  • ライブラリーを削って起動する能力は、もともとオデッセイ多色エイトグの能力になる予定だった。ウェザーライトに散見されるコンセプトでもあり、もっと辿ればアライアンス時代の青のお家芸でもあった。
  • ライブラリーが10の倍数であり、そのライブラリー枚数が丁度相手のライフを削れる数値であった場合に一気に相手のライフを削ろうとしてライブラリーをつぎ込んだのにライフゲインされたり軽減されたりすると次のターンにライブラリーアウトしまうので慎重に。

参考

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