陣形破り/Formation Breaker

提供:MTG Wiki

2025年5月15日 (木) 11:39時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Formation Breaker / 陣形破り (1)(緑)
クリーチャー — ビースト(Beast)

このクリーチャーよりもパワーが小さいクリーチャーでは、これをブロックできない。
あなたがカウンターが置かれているクリーチャーをコントロールしているかぎり、このクリーチャーは+1/+2の修整を受ける。

2/1

スカルガンの穴潜み/Skarrgan Pit-Skulk系統の、格下にはブロックされないビースト。自分のクリーチャーカウンターが置かれていれば3/3になる。

これ自身に+1/+1カウンターに置けば、自前の強化能力と合わさって回避能力の範囲を大きく広げられる。逆に他のクリーチャーに置けば、陣形破りが除去された際のリスクを減らすことができる。

タルキール:龍嵐録リミテッドでは強力なアタッカーとなる。2ターン目に出て3ターン目に+1/+1カウンターが乗るだけで回避能力つきの4/4となり、同マナ域の優秀なブロッカーであるティムールの信奉者/Temur Devoteeすら飛び越えて一方的にクロックを刻むことができる。+1/+1カウンターを乗せられる3マナのカードには除去である叩きのめす妙技/Knockout Maneuverボムレアに対処できる高圧的な交渉/Aggressive Negotiationsなど優秀なカードがあるためマナカーブに沿って強化しやすい点も嬉しく、力強き飛翔/Dynamic Soarで強化すればたちまち骨性の吐息/Osseous Exhaleすら意に介さない巨大クロックに変貌する。カウンターは自身以外のクリーチャーに乗っていても構わないので後引きしても威圧つき3/3として運用しやすく、あえてこのカード以外をカウンターで強化し脅威を分散させることで除去をケアすることもできる。カウンターシナジーアーキタイプを割り当てられた黒緑およびこれを含む白黒緑黒緑青で扱いやすいが、単色に限っても相続やその他の強化手段が一定数存在するので、特定の色の組み合わせにこだわらずとも採用は可能。

適切な状況ではすさまじい爆発力を発揮する反面、カウンターを利用するカードがない状況では応召されるトークンすらブロックできないサイズになるのが何とも頼りない。このカードを強化するためにリソースを使いすぎると除去されたときのリカバリが難しく、カウンターに依存する性質上ウレニの拒絶/Ureni's Rebuff川歩の技/Riverwalk Techniqueといったバウンスにも非常に弱い。どれだけ優先的に採用するかは他のカードと相談したいところ。

参考

MOBILE