Didgeridoo
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2025年5月10日 (土) 12:41時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
タイプ的を1つのテーマにしていたホームランドらしい、タイプ的支援アーティファクト。3マナ支払うことで、手札にあるミノタウルスを戦場に出すことができる。
このカードが作られた当時使えたミノタウルスのほとんどは、マナ総量が3、4あたり。普通に召喚しようがこれの能力で出そうが、マナ量的にはあまり差はないことになるが、4マナに偏ったマナカーブを3マナ域に補正し、安定感を増すことができるとも言える。反面、普通のマナ・アーティファクトよりは軽いものの、複数並べても意味が薄い。「カウンターされづらい」、「インスタント・タイミングで戦場に出せる」、「マナ・コストの色拘束を無視できる」というのが重要。
その後ミラージュ・ブロック、インベイジョン・ブロックで5マナのミノタウルスが追加され、さらにラヴニカへの回帰ブロックにて7マナのミノタウルスの攻め手/Minotaur Aggressor・ボロスの布陣者/Boros Battleshaperが登場するなどカードプールの充実とともに実用性も増しつつある。アクームの怒り、モラウグ/Moraug, Fury of Akoumの登場後はレガシーで赤単プリズンや赤単ペインターに重量級ミノタウルスと共に導入したデッキが現れ、再録禁止カードという事情もあってシングルカード価格が高騰した。
- これを出してハルマゲドン/Armageddonを撃つ、というセラマゲドンタイプの亜種を「牛丼」と呼ぶとか呼ばないとかというコラムがRPGマガジンに掲載されたことがある。
- Didgeridoo(ディジュリドゥ)とは、オーストラリアのアボリジニの民族楽器。長い木の筒に息を吹き込みながら演奏する。非常に独特な音が出る。
- ギリシャ神話に由来するミノタウルスとは全く無関係であり、それどころかヨーロッパ人が入植する以前のオーストラリアには牛すらいなかった。しかしディジュリドゥの音色は牛を惹きつけることが知られているので、それを参考にした効果かも知れない。