限界を超えろ/Push the Limit
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ソーサリー
あなたの墓地にあり乗騎(Mount)や機体(Vehicle)であるすべてのカードを戦場に戻す。次の終了ステップの開始時に、それらを生け贄に捧げる。
ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべての機体はアーティファクト・クリーチャーになる。ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは速攻を得る。
乗騎や機体専用の大規模なリアニメイト。赤らしく1ターンしか持たないが、速攻を与え、機体については自動でクリーチャー化してくれる。
アンコモンらしからぬ派手な効果を持つ。その分だけ非常に重いので構築で使うのであれば、通った時点で勝利に繋がるようなコンボデッキになるだろう。大規模かつ奇襲性の高いリアニメイトということで、大量に墓地を肥やした上で解決すれば概ねリーサルに届く。登場時点ではフィニッシャーとしても重く、機体や乗騎を軸としたデッキがメタにいないので活躍は見られない。
リミテッドの基準でも重いが、機体や乗騎で1:1交換を繰り返した後に使うと一瞬でそれまでのボード・アドバンテージを覆す破壊力を発揮できる。2枚以上ピックしても事故の要因を増やすことになるが、1枚確保しておくと奇襲的にゲームを決めるケースもあるかもしれない。
ストーリー
領事府/The Consulate残党の蜂起とドラゴンの襲撃でギラプール/Ghirapurが混乱に陥る中、ウィンター/Winterは機体を失い片脚を骨折しながらもゴールを目指した。背後から轟音――あのドラゴンに違いない――が近づいてきても後ろを振り返るつもりはない。振り返った瞬間、自分は終わりだ。ゴールは目の前、本当に目の前だ。
だが、ウィンターの背後に迫っていたのはドラゴンではなかった。チャンピオンズ・オブ・アモンケット/The Champions of Amonkhetのカバ戦車がウィンターを追い抜き、トップでゴールラインを横切った。悲鳴混じりの懇願も虚しく、ウィンターは地獄に引き戻された。
- Aetherdrift | Episode 6: The Bloodless Revolution/第6話 無血革命(Magic Story 2025年1月20日 K. Arsenault Rivera著)