シミック・テラー
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シミック・テラー(Simic Terror)は、トレイリアの恐怖/Tolarian Terrorを早期着地させてメインアタッカーとして運用する青緑ビートダウンの一種である。
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[編集] 概要
クリーチャー — 海蛇(Serpent)
この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚につき(1)少なくなる。
護法(2)(このクリーチャーが対戦相手がコントロールしている呪文や能力の対象になるたび、そのプレイヤーが(2)を支払わないかぎり、その呪文や能力を打ち消す。)
デッキの基本的な構造はパウパーの青単テラーやディミーア・テラーに似ており、軽量ドローや濾過、切削系・サーチ系スペルを連打して墓地にインスタント・ソーサリーを溜め、これによってコストが軽くなったトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorを出して殴る変則的ビートダウンデッキである。
[編集] 団結のドミナリア〜ファイナルファンタジー期
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) カニ(Crab)
瞬速
この呪文を唱えるためのコストは、あなたの墓地にありインスタントやソーサリーであるカード1枚につき(1)少なくなる。
あなたのターンでないなら、渦泥の蟹はタップ状態で戦場に出る。
渦泥の蟹が戦場に出たとき、クリーチャー最大2体を対象とする。それらをタップする。
ブルームバロウにおいてトレイリアの恐怖/Tolarian Terrorと同じ条件でコストが軽くなる渦泥の蟹/Eddymurk Crabを獲得したことで、スタンダード環境のメタゲームの一角に浮上してきた。
2種8枚のクリーチャー陣やこの町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enoughなどの、見かけ上のマナ総量が大きい呪文を多用するデッキであるため、2色目を緑にして豆の木をのぼれ/Up the Beanstalkを採用している。特にこの町は狭すぎるで豆の木をバウンスして出し直し、ハンド・アドバンテージを稼ぐ動きが強力である。
純正2色型の他に、サイドボードに基本土地を1枚挿しして3色目をタッチしたタイプも存在する。
[編集] サンプルリスト
[編集] 純正2色
Simic Terror(Standard:DMU-FDN) [1] | |||||||||||||||||||
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- カワウソコンボでおなじみの、この町は狭すぎる/This Town Ain't Big Enough+嵐追いの才能/Stormchaser's Talentという繰り返し使えるバウンス手段を搭載している。
[編集] タッチ黒
Sultai Terror(Standard:DMU-FDN) [2] | |||||||||||||||||||||
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- 黒をタッチすることで、緑青が苦手としているクリーチャー除去を採用できる。
- もともと薮打ち/Bushwhackや花粉の分析/Analyze the Pollenといった基本土地サーチ手段を採用しているため、サイドインした沼/Swampを探しやすい。