隷属/Enslave
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2024年9月9日 (月) 11:58時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Enslave / 隷属 (4)(黒)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
あなたはエンチャントされているクリーチャーをコントロールする。
あなたのアップキープの開始時に、エンチャントされているクリーチャーはオーナーに1点のダメージを与える。
青の専売特許である支配魔法/Control Magicが次元の混乱らしく黒くなった1枚。
同じマナ総量の押収/Confiscateと比較すると、奪えるパーマネントがクリーチャーだけになったこと、そのオーナーに毎ターン1点のダメージを与えることの2点でバランス調整されている。あるいはむしろ説得/Persuasionが重くなったがオマケがついた、と考えたほうがいいのかもしれない。
他のコントロール奪取カード同様にカード・アドバンテージ面で優秀であり、同時にライフ・アドバンテージも得ることができる。もっとも、6マナはそれなりに重いので、対戦相手に対応されて無駄撃ちになってしまうと1ターン隙を作ることになってしまう。しかし、黒は事前に手札破壊呪文で相手の手札を確認することができ、またカウンターを擁する青ほどソーサリー・タイミングにも気を使わなくてよいので、色の性質上、この重さでも有効に働く局面は多い。
リミテッドでは相手の主力を奪い取ることができれば勝利は目前だろう。構築では黒系コントロールデッキに適しており、時のらせんブロック構築では黒緑コントロールなどに採用された。
- ダメージを与えるのは隷属自体ではなくエンチャントされたクリーチャーである。
- 惑乱の死霊/Hypnotic Specterなどの、プレイヤーへのダメージ(戦闘ダメージでなくてもよいものに限る)を誘発条件とする誘発型能力を持つクリーチャーを奪うと、クリーチャー除去・戦力増加・毎ターンのダメージ・ダメージによる能力の誘発、と一石四鳥。
- 再録されたミラディンの傷跡ブロックでは、感染持ちが狙い目。
- 黒単色のコントロール奪取カードにはアライアンスのRitual of the Machineや神河謀叛の鬼の印/Mark of the Oniなどの先例があり、次元の混乱の掟破りな印象からはやや外れる。このカード自身のちの新たなるファイレクシアで再録されている。
- もっとも後年のMark Rosewaterはこのカードを「強い曲げ」と評している[1]。
[編集] 参考
- Wallpaper of the Week: Enslave - Wayback Machine(2007年10月14日アーカイブ分)(Arcana 2007年1月12日)
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - アンコモン
- カード個別評価:次元の混乱 - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - アンコモン