幽霊火斬り/Ghostfire Slice

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幽霊火/Ghostfireの上位互換。ダメージが上昇し、対戦相手が多色のパーマネントをコントロールしていれば赤マナ1つで唱えられる。

1マナ4点は稲妻/Lightning Boltをも上回る効率であり、追加コストやデメリットなしの無条件3マナ4点もインスタントの火力としては初登場。黒焦げ/Charや殺戮の火/Slaying Fireと比べると優秀さがよく分かる。欠色により無色の呪文へのメタカードに弱くなっているが、逆に有色の呪文へのメタカードに強くなっているのでデメリットという程でもなく、高性能な火力としてリミテッドはもちろん、構築での活躍も期待できそうだ。

• 幽霊火は未来予知のタイムシフト。名目上は将来的に登場するカード・セットからの再録だが、未来予知以外には収録されておらず実質的に「初収録」がされていないカード。あくまで名目上の話であり、こちらも本流のセットに収録された訳では無いとは言え、初登場の時点でこれの下位互換となるのが確定してしまった。エルドラージ覚醒や戦乱のゼンディカーで収録が検討されていただけに惜しいが、あちらはコモンなのでレアリティの差と思おう。

• 一応、幽霊火はキーワード能力として欠色を持つのではなく、「無色である」特性定義能力を直接持つ形で無色になっている。とはいえ機能的には同様なので、こちらがその上位互換というのは変わりない。
• 朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fellのような、赤の発生源を要求するカードとのシナジーはない。とはいえ元々が非常に高効率だし、プロテクション（赤）などを無視できるメリットも大きいため、トーブランなどとも併用され得るだろう。

参考

• カード個別評価：モダンホライゾン3 - アンコモン