移植の理論家/Transplant Theorist
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アーティファクト クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) 工匠(Artificer)
移植の理論家やこれでないアーティファクト1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはカード1枚を引いてもよい。そうしたなら、カード1枚を捨てる。
(2):あなたの墓地にあるカード1枚を対象とする。それをあなたのライブラリーの一番下に置く。
ETBおよびアーティファクトを戦場に出す度に、ルーターが誘発するファイレクシアン・工匠のアーティファクト・クリーチャー。
ファイレクシア:完全なる統一には比較的アーティファクトが多く収録されているため、リミテッドでもそれらを出した際に手札の質を向上させられるのは嬉しい。マナレシオは今一つだが小型クリーチャーぐらいは受け止めて返り討ちにするP/Tを持つので、盤面を硬直させ徐々にアドバンテージを確保していく使い方が似合う。同時に複数のアーティファクトを出した場合、その数だけルーターを行える。強制誘発なので大量にダニなどを生成してしまうとライブラリーアウトの危険もあるが、2マナで墓地からカードをライブラリーの一番下に戻す起動型能力も併せ持つので、むしろライブラリーを引き切った後はライブラリーの一番上を自在に操作できる状態にすらなる。
シナジーによっては構築にも登場しそうな能力ではあるが、登場時のスタンダードには同様の能力を持ち、本体がフライヤーである空泳ぎの鯉/Skyswimmer Koiが存在。あちらがこれといった実績を残していない以上、現時点では同様の評価になる。一応3点火力には焼かれず、ライブラリー修復能力もあるとはいえ、自分の墓地のカードしか対象にできないので墓地対策カードとしては機能せず、ライブラリーの一番下を参照するカードも乏しいので基本的にはライブラリー破壊相手の保険になる程度。
アルケミーであれば、色の噛み合いは今一つだが銀行での仕事/Bank Jobとシナジーを形成し、マナはかかるが毎ターン間接的なリアニメイトに繋ぐことが可能。