死人占い師、サウロン/Sauron, the Necromancer

提供:MTG Wiki

2023年8月19日 (土) 12:45時点におけるMOO (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Sauron, the Necromancer / 死人占い師、サウロン (3)(黒)(黒)
伝説のクリーチャー — アバター(Avatar) ホラー(Horror)

威迫
死人占い師、サウロンが攻撃するたび、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを追放する。威迫を持ち黒の3/3のレイス(Wraith)であることを除き、そのカードのコピーであるトークン1つをタップ状態かつ攻撃している状態で生成する。次のあなたの終了ステップの開始時に、死人占い師、サウロンがあなたの指輪所持者でないなら、そのトークンを追放する。

4/4

攻撃時、あなた墓地にあるクリーチャー・カードを3/3威迫レイスとしてコピーする伝説のアバターホラー。ただしこれが指輪所持者でなければレイスは1ターンしか持たない。

5マナ4/4とマナレシオはやや悪く、攻撃誘発型能力の常としてブロッカーが万全の状態で構えていると、誘発にはチャンプアタックが必要となる。幸い、これ自身も威迫を備えているので1体までならブロッカーも無視できる他、除去を得意とするということもあって、ある程度コンスタントにブロッカーを排除するのも難しくはない。

レイスはサイズが決まっているので、使い回すのは単純なファッティでなく、強力なETBサボタージュ能力を持っていたり、よりサイズの小さいシステムクリーチャーの方が効率が良い。やはり完全とは言えないが回避能力を備えるのでサボタージュ能力との相性がよく、また攻撃している状態で生成されるため、攻撃誘発型能力も速やかに利用できる点も嬉しい。本体とレイスの威迫を最大限に活用するつもりであれば、出た時点でブロッカーの数を減らせるネクラタル/Nekrataalの系譜に属するクリーチャーも採用しておくと、チャンプアタックにならずに複数回の誘発も視野に入れられる。一方、元となったクリーチャーは追放されてしまうので、リアニメイト回収とは相性が悪い。

リミテッドでは、単にクリーチャーを使い回す手段として使ってもそれなり。除去を自由に採用できない分、ブロッカーに止められてしまう危険は大きくなるが、一定のパワーがあるので完全なチャンプアタックになる心配は小さい。ウルク=ハイの狂戦士/Uruk-hai Berserkerピックできていれば、疑似リアニメイトと同時に指輪があなたを誘惑するので、無駄無くこちらを指輪所持者にできる。サウロンを維持できずにレイスが消えてしまった場合は生け贄ではなく追放になるため、死亡誘発が使えないのは少々惜しいか。

構築の場合、除去手段を積極的に採用できる他、相性のよいクリーチャーを優先して投入できる。反面、これ自身は除去耐性を黒であるぐらいしか持たず、タフネス中堅クリーチャー程度。軽い除去でも容易に破壊されてしまうサイズということで、何度も誘発させるにはこれ自身を保護する手段が必要になるだろう。

ルール

  • 基本的なルールは攻撃している状態で戦場に出るコピー(あるオブジェクトのコピーであるトークンを生成する効果)、コピー可能な値を参照。
  • クリーチャー・タイプは上書きされる。黒でレイスであり威迫を持つことは、コピー効果の一部であるためトークンのコピー可能な値となる。追放されるかどうかはコピー可能な値ではない。
  • レイスが追放される遅延誘発型能力は、それが生成された次の終了ステップにのみ誘発する。一度そのタイミングが過ぎたならば、サウロンが指輪所持者でなくなっても再度誘発することはない。
  • 遅延誘発型能力でレイスが追放されるか否かは、解決時にそのレイスを生成したサウロンが指輪所持者であるか否かを元に判定する。

関連カード

参考

MOBILE