厳しい説教/Stern Scolding
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WHISPERのテキストには誤りがあります。「パワーがタフネス」は「パワーかタフネス」と読み替えて下さい。
パワーかタフネスが2以下のクリーチャー呪文を打ち消すインスタント。
1マナでクリーチャー呪文を打ち消すことができ、なおかつ不確定カウンターでないものは比較的貴重である。同様の特徴を持つ軽微なつまづき/Minor Misstepや呪文嵌め/Spell Snareと比べるとクリーチャー限定という制約があるものの、高マナ総量・低ステータスのクリーチャーを打ち消すことでテンポ・アドバンテージが得られるという利点がある。歩行バリスタ/Walking Ballistaのような基本のパワー/タフネスが低いが能力や+1/+1カウンターで強化されるクリーチャーに対しても有効。
- 厳しい説教の対象として適正かどうかは、スタック上でのパワーおよびタフネスを用いて判定される。すなわち、カードに印刷されたパワーかタフネスが2以下ならば対象にできる(CR:112.3)。特性定義能力でP/Tが決定されるカード(P/Tに*の文字が含まれるカード)はスタック上でもその能力によりP/Tが変化し続ける(CR:604.3)。
- 例1)ドラゴンの怒りの媒介者/Dragon's Rage Channelerのパワー/タフネスを修整する能力は特性定義能力でなく、戦場でしか機能しない。したがって、昂揚を達成していたとしてもスタック上では1/1であり、厳しい説教の対象になる。
- 例2)墓地に土地とクリーチャーしかない状態のタルモゴイフ/Tarmogoyfは2/3(*に2を代入)なので、厳しい説教の対象になる。この状態で、厳しい説教の解決前にインスタントが墓地に置かれた場合、タルモゴイフは3/4になるので厳しい説教は対象不適正となり立ち消える。