血清の幻視/Serum Visions
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たった1マナで3枚ライブラリーを掘ることのできる、フィフス・ドーンの優秀なドロー&ライブラリー操作カード。
ソーサリーではあるがその軽さから扱いやすく、多数のフォーマットで活躍を見せる優秀なカード。ミラディン・ブロック期のスタンダードでは青単の復権に一役買った実績がある。過去にはエクステンデッドや、思案/Ponderの登場前のエターナルにおいて、オプトブルーや青緑スレッショルドなどのゼロックス理論の取り入れられたデッキや、ストームを組み込んだデッキなどのコンボデッキを支えていた。また、ミラディン・ブロック構築やリミテッドでも活躍の機会は多い。
モダンやエターナルではドローを直接操作できる定業/Preordainや思案に席を奪われて使用率が減少した。だがモダンでは2011年10月1日付で定業と思案が禁止されたため、手練/Sleight of Handと共に1マナドローとして返り咲いた。
- 書かれている順番に処理するため、まずカードを引いた後に占術2を行う。後に登場した定業とは逆。
- フィフス・ドーン版のイラストに描かれている女性はブルエナ/Bruennaであるという説が有力。
- 定業と思案禁止後のモダンを中心に高い需要があったものの、初出から長らく再録されていなかったため、当時は高額コモンカードの一つだった。コンスピラシー:王位争奪で初再録され、以降もサプリメント・セットで何度か再録されているため、現在ではシングルカード価格はかなり手頃になった。
- 2015年8月のフライデー・ナイト・マジックで新規イラスト版のプロモーション・カードが配布された[1]。
- Secret Lair Drop Seriesでは、このカードのみをイラスト違いで4種類収録した「Seeing Visions」が販売された。
- ファイレクシア:完全なる統一ではこれを内蔵したクリーチャー、血清の君主/Serum Sovereignが登場した。
参考
- ↑ 7月~9月のフライデー・ナイト・マジック プロモカード更新(Arcana 2015年6月30日)