数多のラフィーク/Rafiq of the Many
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バントカラーの賛美持ち伝説のクリーチャー。クリーチャーを単独で攻撃させると二段攻撃を与えられる。
3色とはいえ4マナ3/3と及第点、単独で攻撃すれば4/4二段攻撃にもなれる。回避能力は持たないので、飛行やトランプルなどを持った他のクリーチャーに攻撃させて、自身はサポートに徹するのも良いだろう。ただし、当時の環境ではタフネス3は火力で焼かれ、黒でもないので恐怖/Terror系除去の対象になるなど除去耐性がほとんどないのが難点であった。
スタンダードではこれが岸砕きのミミック/Shorecrasher Mimicの強化条件を満たすことに着目し、両者を組み合わせた一騎当千というデッキが考案された[1]。
リミテッドではエンドカードにもなり得る。丁寧に守りつつ運用したい。
開発秘話
デベロップ時には、マナ・コストが1マナ重く、賛美と二段攻撃は「Heroic」という能力語で一纏めになっていた[3]。
- のちのテーロス・ブロックにて、実際に「英雄的/Heroic」という能力語が登場した。
関連カード
サイクル
アラーラの断片の神話レアの伝説のクリーチャーのサイクル。それぞれの各断片/Shardを構成する3色をマナ・コストに含む。
- 数多のラフィーク/Rafiq of the Many
- 覇者シャルム/Sharuum the Hegemon
- 裏切り者の王、セドリス/Sedris, the Traitor King
- 血編み髪のクレシュ/Kresh the Bloodbraided
- アニマのメイエル/Mayael the Anima
ストーリー
ラフィーク/Rafiqはバント/Bantで聖遺騎士団/The Knights of the Reliquaryの長を務める人間/Humanの男性。多くの印章/Sigilを持つことから「数多のラフィーク」と呼ばれる。
詳細はラフィーク/Rafiqを参照。
脚注
- ↑ 清水直樹のデッキ構築劇場:《数多のラフィーク》編(Internet Archive) (タカラトミー旧公式HP 2008年10月21日 清水直樹著)
- ↑ What's New on The List for Streets of New Capenna/『ニューカペナの街角』における「ザ・リスト」の更新(Daily MTG 2022年4月14日 Wizards of the Coast著)
- ↑ Developing Shards of Alara(Latest Developments 2008年10月3日 Bill Stark著)