夢貪り/Dream Devourer

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手札のカードに予顕を与え、予顕するたびにパワーを上げるデーモン・クレリック。

すべての呪文が予顕で分割払いできるようになるため、マナを効率的に使い切りたいアグロデッキにマッチする。手札を順番に予顕するだけでこれ自体のパワーが上がるためアタッカーとしても働ける。

マナを支払えば強化できる黒クリーチャーということで、シェイドに近い立ち位置のクリーチャー。強化効率は2マナでプラス2と標準的だが、手札枚数が上限になるため、マナが潤沢にあっても無制限には上げられない。夢貪り自体が複数体並べば同時に強化できる点では勝る。

回避能力の類はなくタフネスも上がらないためブロッカーには弱いが、予顕さえしてしまえば後から唱えられるためさほど問題はない。むしろアグロ傾向の強いカードでありながら、予顕の旨味を得るためには1~2マナのカードをあまり採用することができない点が不安材料。リミテッドでは高マナ域のカードも多く採用され、テンポ・アドバンテージも重要であるため相対的に強力。

• すべての予顕コストを下げる星界の軍馬/Cosmos Chargerとは強力なシナジーを持つ。

[編集] ルール

• 手札からカードを予顕したあとで夢貪りが戦場を離れても、あなたはそのカードを見ることができ、それを設定された予顕コストを支払って追放領域から唱えることができる。
• 予顕されたカードが印刷された予顕によるものか、夢貪りの能力によって予顕されたカードかは区別する必要がある(CR:702.143e)。
• 予顕コストは代替コストであるため、変容など他の代替コストと同時に適用することはできない。
• コストを減少させているわけではない。マナ・コストにXを含むカードを予顕した場合、その予顕コストは(X-2)のようにならない。
• マナ・コストの無いカードはその予顕コストも支払うことのできないコストとなるため(CR:118.6)、予顕しても唱えることはできない。ただし、マナ・コストの無いカードを予顕することに関してはルール上適正である。
• 予顕されているモードを持つ両面カードや当事者カードを唱える場合、唱える側の面のマナ・コストにもとづいて予顕コストが決まる。
  • 土地である面をプレイすることはできない。
• 「予顕するたび」の能力は、手札から予顕能力によってカードを追放したときに誘発する。

[編集] 参考

• コスト変更カード
• カード個別評価：カルドハイム - レア