勝負服纏い、チャンドラ/Chandra, Dressed to Kill

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2022年2月2日 (水) 03:21時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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Chandra, Dressed to Kill / 勝負服纏い、チャンドラ (1)(赤)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)

[+1]:(赤)を加える。プレイヤーやプレインズウォーカーのうち最大1つを対象とする。勝負服纏い、チャンドラはそれに1点のダメージを与える。
[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を追放する。それが赤であるなら、このターン、あなたはそれを唱えてもよい。
[-7]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード5枚を追放する。このターン、あなたはその中から望む数の赤の呪文を唱えてもよい。あなたは「あなたが赤の呪文を唱えるたび、クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。この紋章はそれにX点のダメージを与える。Xは、その呪文を唱えるために支払ったマナの点数に等しい。」を持つ紋章を得る。

3

イニストラード:真紅の契りで登場したチャンドラ忠誠度能力マナを加える能力と火力衝動的ドロー、衝動的ドローと呪文を唱えるたびに火力を放つ紋章

解説

1つ目の+1能力
赤マナを加え、プレイヤープレインズウォーカーへ1点のダメージを飛ばす。
このカードでは最も安定している能力で、自身が戦場に出たターンに起動すれば差し引き2マナで唱えられることになる。次のターンからはマナ加速になり、自身が軽いことも相まってより重いカードも安定して運用できるようになる。ダメージ効果はおまけだが、相手のプレインズウォーカーがマイナス能力から入ることの牽制などにはなる。
2つ目の+1能力
赤のカード専用の衝動的ドロー。
赤限定、土地プレイすることはできない、と制約こそ多いものの、3マナにして忠誠度を上げながらアドバンテージを稼げるのは破格。この能力や下記の-7能力を活かすため、赤単色かそれに近いデッキで運用したい。
-7能力
赤の呪文専用の衝動的ドローに加え、赤の呪文へ支払ったマナの分だけのダメージを任意の対象へ飛ばす紋章を得る。
ダメージが不定になり赤の呪文にしか反応しなくなったが、反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance同様に撃てばほぼ勝ちな能力。6枚分の疑似ドローを活かし、一気に相手のライフを追い詰めたい。このカードを複数投入しておけば、自身がこの能力の起動で戦場を離れても、新しいチャンドラが捲れる可能性があるのは嬉しいところ。
  • 相手が呪禁を持っているなどで対象に取れるものが自分しかない場合、自分がそのダメージを受けなければならないことには注意が必要。

盤面にこそほとんど触れないが、マナ加速と衝動的ドローの組み合わせによりデッキの安定性に大きく貢献できる。2つ目、3つ目の能力を生かすために赤単色デッキか、他のタッチ程度に留めた構築が要求されるのがネックではあるが、構築段階で気を遣ってやれば3マナのプレインズウォーカーとは思えない活躍をしてくれる。

  • 日本語版のカードには2つ目の忠誠度能力の呪文を唱える期限である「このターン」が抜けている誤訳が存在する[1]解決中に呪文を唱える効果では無いので注意。
  • 1つ目の忠誠度能力は対象を選ぶ部分が最初に来ておらず、テンプレートから外れている。
  • ”Dressed to kill”は、「悩殺するような魅力的な服を纏っている」という意味の慣用句。直訳すると「殺すための服を纏っている」という意味だが、通常版のイラストでチャンドラがめかし込んだ服を着て吸血鬼と戦闘している場面を描いているように、カード名はこの2つのダブルミーニングとなっている。日本語訳の「勝負服」は、この2つの意味をうまく取り込んだ訳であるといえる。

ルール

2つ目の+1能力
3つ目の能力
  • 追放されたカードを唱えるタイミングは通常のルールの許諾と制限に従う。インスタント瞬速を持つ呪文以外は、あなたメイン・フェイズスタックが空のとき唱えることができる。
  • 2つ目の忠誠度能力と異なり、呪文を唱えられるかはスタック上での呪文が取る特性を参照する。例えば火花の学者、ローアンが追放されていても、あなたはそれを青の呪文となる霜の学者、ウィルの側で唱えることはできない。

関連カード

脚注

  1. 『イニストラード:真紅の契り』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2021年11月11日)

ストーリー

オリヴィア・ヴォルダーレン/Olivia Voldarenの結婚式に潜入するため、ドレスで着飾ったチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar。詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。

参考

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