マルコフの円舞手/Markov Waltzer
提供:MTG Wiki
Markov Waltzer / マルコフの円舞手 (2)(赤)(白)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire)
飛行、速攻
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー最大2体を対象とする。ターン終了時まで、それらはそれぞれ+1/+0の修整を受ける。
あなたのターンの戦闘フェイズ開始時に、2体までパワーを強化できる吸血鬼。
飛行と速攻を持ち、奇襲性の高さが売り。「最大2体」なので自身だけを対象にして2/3となってもよいが、他に攻撃クリーチャーが1体でも存在すれば最大限に能力を活用できる。
リミテッドではクロックとして、また対戦相手のブロッカーとのサイズ差を埋めるのにも役立つ。色が合うならピックしておいてもよいが、先制攻撃や二段攻撃など相性のいい能力持ちと併用できればなお良い。
構築では元々クリーチャーが横並びしづらく、登場時のスタンダードにおいてウィニーを選択するにせよ、白は人間、赤はゴブリンが中心。吸血鬼シナジーを利用するにも、その吸血鬼は黒赤がメインカラーとことごとく噛み合わない。
- 多色のアンコモンということで、ポジションとしてはリミテッドでアーキタイプを定義する基柱カード。Gavin Verheyによると、イニストラード:真紅の契りにおける赤白のテーマは「攻撃」かつ小テーマとして「2体以上のクリーチャーで攻撃」というものがある[1]。訓練などの自己強化を除くと、それらしいコモンは民兵の結集者/Militia Rallierや夜明けの戦闘員/Daybreak Combatants辺り。アンコモンには魅惑する求婚者/Alluring Suitor(ちょうど2体)とハネムーンの霊柩車/Honeymoon Hearse(2体で搭乗)が、レアには婚礼の発表/Wedding Announcement(2体以上)と不気味なくぐつ師/Creepy Puppeteer(自身+他の1体ちょうど)がある。むろんコントロール奪取やトークン生成とも組み合う。
- これは同セットのストーリーである「結婚」を意識したものだろう。奇しくも過去にイニストラード/Innistradを舞台としたアヴァシンの帰還では、2体のクリーチャーが協力する結魂というキーワード能力もあった。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りのアンコモンの2色クリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 塩水漁り/Brine Comber - 塩水縛りの贈り物/Brinebound Gift(白青、エンチャント)
- マルコフの浄化師/Markov Purifier(白黒、ライフ回復)
- 髑髏スカーブ/Skull Skaab(青黒、濫用)
- さまよう心/Wandering Mind(青赤、クリーチャーでない呪文)
- 税血の収穫者/Bloodtithe Harvester(黒赤、血・トークン)
- 古きもつれ樹/Ancient Lumberknot(黒緑、タフネス参照)
- 群れの仔/Child of the Pack - 野蛮な群友/Savage Packmate(赤緑、日暮/夜明)
- マルコフの円舞手/Markov Waltzer(赤白、2体で攻撃)
- シガルダ教の聖騎士/Sigardian Paladin(緑白、訓練)
- 堕落産みの蜘蛛/Vilespawn Spider(緑青、自己切削と墓地参照)