期待の裏切り/Break Expectations
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非公式/非実在カード
Break Expectations / 期待の裏切り (黒)ソーサリー
プレイヤー１人を対象とする。そのプレイヤーの手札にありマナ総量が２以上であるすべてのカードを公開する。あなたはそれらのカードの中からカード１枚を選ぶ。そのカードを追放する。これによりカードが追放されたなら、そのプレイヤーは期待の裏切りの呪文書からカード１枚をドラフトし、それを公開する。
アーティスト：Svetlin Velinov
限定的な手札破壊。マナ総量が2以上でないカードはそもそも見ることすらできないという、デジタルカードゲームの利点を最大限活かした性質を持っている。
信頼性はかなり高く、条件を満たしているカードならば種別を問わず、かつ後の再利用を許さない追放という高性能っぷり。条件自体も緩く、逃れられるのは1マナ以下の最軽量呪文（やそもそもマナ総量の無い土地など）のみ。一方で補填としてアーティファクトをドラフトさせてしまい、唱えた前後で対戦相手の手札の枚数は変化しない。こちらはこれ自体を使っている分ハンド・アドバンテージを失っており、その時点で最も危険なカードを追放することによるテンポ・アドバンテージの奪取を狙いたいところ。
ドラフト対象のアーティファクトはかなりばらつきがあり、全体的にはそう強力なものは無いが最悪でも手札コストとして使える他、部族デッキにおける英雄たちの送り火/Pyre of Heroesなど、条件次第で対処に困るカードも混じっている。ランダム性があるとはいえ、確実に1:0交換となるのもあって考え無しに使えるものではない。補填を与えてしまう性質上他のハンデス呪文との相性も悪く、総合的にはビート・コントロール系のデッキが、一度握った優位を手放さないように使うのが基本となるか。与えるのは確実にアーティファクトである点から、限定的な対策カードを能動的に利用できるようにもなる。
呪文書
- 巨大な鋤/Colossal Plow
- 石臼/Millstone
- つむじ風製造機/Whirlermaker
- 市長の笏/Magistrate's Scepter
- 複製する指輪/Replicating Ring
- 略奪者のカルフ/Raiders' Karve
- 武器置き台/Weapon Rack
- 秘宝の護符/Relic Amulet
- オラーズカの秘宝/Orazca Relic
- 50フィートのロープ/Fifty Feet of Rope
- 英雄たちの送り火/Pyre of Heroes
- 宝箱/Treasure Chest
- 皮の鎧/Leather Armor
- とげの落とし穴/Spiked Pit Trap
- ジンジャーブルート/Gingerbrute
