奇怪な具現
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奇怪な具現(Enigmatic Incarnation)は主にパイオニア環境に存在するデッキ。奇怪な具現の英語名からエニグマ(Enigma)とも。ほとんどの場合創案の火/Fires of Inventionを採用しているため、海外ではEnigmatic Firesと呼ばれることもある。
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概要
エンチャント
あなたの終了ステップの開始時に、あなたは他のエンチャント1つを生け贄に捧げてもよい。そうしたなら、あなたのライブラリーからマナ総量がその生け贄に捧げられたエンチャントのマナ総量に1を足した値に等しいクリーチャー・カード1枚を探し、戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(土地)
ナイレアの存在が戦場に出たとき、カードを1枚引く。
エンチャントされている土地は、他のタイプに加えてすべての基本土地タイプでもある。
エンチャント
あなたは、あなたのターン中にのみ呪文を唱えることができ、各ターンに呪文を2つまで唱えることができる。
あなたは、マナ総量があなたがコントロールしている土地の総数以下の呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
奇怪な具現/Enigmatic Incarnationを用いて、エンチャントを元手に状況に合ったクリーチャーを呼び出していくシルバーバレット系ビートダウンデッキ。主に4~5色で組まれる。
奇怪な具現ですぐさま生け贄に捧げてもよいよう、「タネ」となるエンチャントは海の神のお告げ/Omen of the Seaや野望の試練/Trial of AmbitionといったETB能力を持つもの、あるいは創案の火/Fires of Inventionのような短期間の運用でも十分な効果を挙げられるものが中心となる。特に創案の火やナイレアの存在/Nylea's Presenceは多色デッキ化を肯定してくれるため、各色の強力なクリーチャーやエンチャントを採用しやすくなっている。また、奇怪な具現の誘発タイミングが終了ステップのため採用されるクリーチャーはすぐ仕事ができるようETB能力持ちが多い。上記のようにETB能力を持つカードが中心となること、およびサーチ先を素引きしてしまうリスクを下げる目的から空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを相棒としている。
- かつての出産の殻/Birthing Podのような出したクリーチャーから次のクリーチャーへ繋げる挙動が困難な都合上、エンチャントおよびクリーチャーが特定のマナ域に固まる傾向がある。
- 性質上、1枚挿しのクリーチャーが多く、また大量の多色地形を使うためデッキリストが長くなりがち。
- スタンダードにもメタゲームに食い込むほどの力はなかったものの、星座メカニズムと組み合わせた型やヨーリオン型が少数存在した。
サンプルレシピ
初期型
フォーゴトン・レルム探訪後
- 備考
- フォーマット
5C Enigma [2] | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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- 月恵みのクレリック/Moon-Blessed Clericの登場により奇怪な具現をサーチできるようになり、安定性が増した。