パワー・ワード・キル/Power Word Kill

提供：MTG Wiki

天使でもデーモンでもデビルでもドラゴンでもない(加えて多相でもない)クリーチャー１体を破壊するインスタント。

破壊できない相手はいずれも勝負を決めうる大型クリーチャーを擁するクリーチャー・タイプであり、それらやプレインズウォーカーを落とせない事は肝心なときに働かないという印象が強い。言うなればこの呪文の使用感は恐怖/Terrorのような万能除去の系譜よりも、今わの際/Last Breathや虫つぶし/Swatなどの小型クリーチャー掃討呪文に近い。それでもビーストや巨人のような大型クリーチャーを倒す効果の広さはあるため、メタゲームに合わせて枚数を調整したい。

• 日本語版には、通常版・プロモ版ともに、ルール文章中の「デビル」が「悪魔」となっている誤訳があり、訂正が出されている^[1]。
  • 同じセットのアーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiendにも同様の誤りがある。

原作ダンジョンズ＆ドラゴンズにおいて

パワーワードキルは９レベル(最高位)のウィザード・ウォーロック呪文。力の言葉を発し、射程内にいて見えているＨＰが一定以下のクリーチャー１体を即死させる。ＨＰのインフレが激しく、また即死効果そのものが通じない相手も多いため、ＴＲＰＧプレイヤーからは格下クリーチャー相手にしか使えない呪文と認識されている。

脚注

1. ↑ 『フォーゴトン・レルム探訪』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び（マジック日本公式サイト 2021年7月9日）

参考

• カード個別評価：フォーゴトン・レルム探訪 - アンコモン