最後の喘ぎ/Last Gasp
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2マナのインスタントでタフネス3までのクリーチャーを除去、さらにマイナス修整なので破壊不能や再生持ちにも強い。その効果は火葬/Incinerateを彷彿とさせ、除去として扱いやすく、便利な一枚。コモンなのでリミテッドでも取りやすく、またシングルシンボルなのでデッキにも入りやすい。
戦闘に乗じて撃つ場合、火力だと巨大化/Giant Growthなどで回避された場合はタイミングによっては無駄どころかパワーの修整の分余計な戦闘ダメージを受ける等、かえって損をする可能性があるが、こちらはパワーにも修整を与えるので、最悪でも1対1交換に留める事ができる点も優秀。
ラヴニカ・ブロックを含むスタンダードでは、軽い除去を増やすためにサイドボードから採用されることも。黒メインのデッキではメインデッキから採用され活躍した。
- デザイン時は「黒いショック/Shock」として、(黒)で-2/-2の修整を与えるようになっていた。最終的にこのデザインになったのは、同セットの暗黒破/Darkblastとの重複を避けるためだろうか。
- 後にゼンディカーにてこの「黒いショック」版デザインの見栄え損ない/Disfigureが収録された。
関連カード
主な類似カード
2マナのもので、特に記述がない限りインスタント。
- 苦悶のねじれ/Agony Warp - 青黒の多色カード。パワーとタフネスで別々の対象を取れる。(アラーラの断片)
- 食餌の衝動/Urge to Feed - ダブルシンボル。吸血鬼を強化できる。(ワールドウェイク)
- 胆汁病/Bile Blight - ダブルシンボル。同じ名前のクリーチャーにも修整を与える。(テーロス)
その他
- 闇の掌握/Grasp of Darkness - ダブルシンボル、-4/-4の修整を与える。(ミラディンの傷跡)
- ぬかるみの捕縛/Mire's Grasp - -3/-3の修整を与えるオーラ。(テーロス還魂記)
タフネスへ-3の修整を与える亜種
特記なければ修整値は-3/-3。-2の修整を与えるものは見栄え損ない/Disfigureの項目を、-4の修整を与えるものは闇の掌握/Grasp of Darknessの項目をそれぞれ参照。
- 潰瘍化/Ulcerate - (B)。ライフロスのデメリットがある。(基本セット2015)
- 名も無き転置/Nameless Inversion - (1)(B)で+3/-3。クリーチャー・タイプを失わせる。多相を持つ部族呪文。(ローウィン)
- 次元の歪曲/Spatial Contortion - (1)(C)で+3/-3。(ゲートウォッチの誓い)
- 豪奢/Bedeck - (B/R)(B/R)で+3/-3。分割カードの半分。(ラヴニカの献身)
- 束縛の胞子/Strangling Spores - (3)(B)。(基本セット2019)
- 腐敗する渇き/Cankerous Thirst - (3)(B/G)の向上呪文。(B)を支払えば-3/-3、(G)を支払えば+3/+3。(シャドウムーア)
- 舞台一掃/Clear the Stage - (4)(B)。クリーチャー回収との抱き合わせ。(ラヴニカの献身)
- シルムガルの命令/Silumgar's Command - (3)(U)(B)。命令。(タルキール龍紀伝)