迫撃鞘/Mortarpod
提供:MTG Wiki
Mortarpod / 迫撃鞘 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
生体武器(この装備品(Equipment)が戦場に出たとき、黒の0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・細菌(Germ)クリーチャー・トークンを1体生成し、その後これをそれにつける。)
装備しているクリーチャーは+0/+1の修整を受けるとともに「このクリーチャーを生け贄に捧げる:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。このクリーチャーはそれに1点のダメージを与える。」を持つ。
装備(2)
自身を生け贄に捧げて1点火力とする起動型能力を持たせる装備品。生体武器だが、修整値は最低限の+0/+1のみ。
イメージとしては装備品というより砲台に近い。与えるダメージはわずか1点であるが、タフネス1のクリーチャーは意外に多く、トークンによって1回分のブロッカー兼火力も保障されているのも重要。
リミテッドではチャンプブロック要員に装備させ、ブロックした後に対戦相手にダメージを飛ばしたり、タフネスの低いシステムクリーチャーを撃ち落としたりと活躍の機会は広い。1回のゲーム中にこれだけで4点以上のダメージを与えていた、なんてこともしばしば。
スタンダードやエクステンデッドでも石鍛冶の神秘家/Stoneforge Mysticからサーチできる除去として、様々なデッキに1枚挿しされていた。戦隊の鷹/Squadron Hawkやこちらの鷹を一掃する狡猾な火花魔道士/Cunning Sparkmage、各種ウィニーやマナ・クリーチャーなどが主な標的。レガシーでは闇の腹心/Dark Confidantを確実に除去できるため、梅澤の十手/Umezawa's Jitteより優先されることも。
- 起動型能力を持つのは、迫撃鞘ではなく装備したクリーチャーである。ダメージの発生源も同様。
- プロテクションなどは装備したクリーチャーの色や特性を参照する。忘れがちだが生体武器で生み出される細菌トークンは黒であるので、プロテクション(黒)にダメージを与えるには、黒でない別のクリーチャーにつけ替える必要がある。
- ファイレクシアの破棄者/Phyrexian Revokerなどで「迫撃鞘」と指定しても、装備能力が起動できなくなるだけである。ダメージを与える能力を封じたいなら、装備しているクリーチャーのカード名を指定する必要がある。また細菌というカード名をもつカードは現状存在しないので、細菌トークンは指名自体ができない点に注意。
- このことを利用して感染や接死持ちに装備するのもよいだろう。同ブロックでは屍百足/Necropedeなどの感染+PIG能力持ちと相性がよい。
- たまに「追撃(ついげき)」と読み違えられているが、正しくは「迫撃(はくげき)」である。
参考
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - アンコモン
- カード個別評価:モダンマスターズ2015 - アンコモン