ゲリラ戦術/Guerrilla Tactics

提供:MTG Wiki

2020年1月30日 (木) 16:20時点における126.32.60.240 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Guerrilla Tactics / ゲリラ戦術 (1)(赤)
インスタント

クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゲリラ戦術はそれに2点のダメージを与える。
対戦相手がコントロールする呪文や能力によって、あなたがゲリラ戦術を捨てさせられたとき、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。ゲリラ戦術はそれに4点のダメージを与える。


そのまま使うと1マナ重いショック/Shockでしかないが、代わりに手札破壊対策が付いている火力対戦相手呪文能力によって捨てさせられる場合、4点火力が誘発する。

火力のスロットを圧迫せずに手札破壊対策ができる便利なカード。ショックや火葬/Incinerateなどと比べるとダメージ効率が悪いものの、2マナ2点ダメージと最低限の性能は備えており、サイドボードのみならずメインデッキに入れても無駄にならないのが特徴。アライアンスでの初出時のトーナメントネクロディスクという黒コントロールデッキが隆盛しており(通称ネクロの夏)、メタカードとしてメインデッキに採用されることが多かった。後年になって基本セット再録された際も、ボロスバーンなどで活躍した。

  • 後世に登場した癇しゃく/Fiery Temperのようなマッドネス付き火力呪文と似ているが、自分で捨てた場合には誘発せず、誘発した場合も唱えている訳ではないのが相違点。
  • 第5版稲妻/Lightning Bolt落ちた際、それまで稲妻&火葬の軽量火力8枚体制を取っていたバーン愛好家は、代替火力を探すことを余儀なくされた。その中で最も有力視されていたのがこのカードである。確かに使われはしたものの、稲妻の代わりには到底成り得なかったのは言うまでもない。
  • アライアンスのスタンダード落ち後、長いブランクを経て第8版で再録された。このタイミングでの再録は、マッドネス、フラッシュバックスレッショルドという手札破壊と相性が悪いシステムを擁するオデッセイ・ブロックがスタンダードから外れることで、手札破壊が相対的に強くなることに関連したバランス取りだったと思われる。
  • プラズマの連鎖/Chain of Plasmaとの相性がよい。対戦相手がコピーしたプラズマの連鎖は対戦相手がコントロールする呪文であり、それをコピーするためにこれを捨てれば4点のダメージが誘発するからである。
  • Psychic Purgeリメイクと言える。
  • アライアンス版は、その変則的な稀少度によってイラストが2種類存在する(イラスト1/イラスト2)。
  • 英語では"guerrilla"は"gorilla"(ゴリラ)と全く同じ発音である。アライアンスの小さなサブテーマの1つに「ゴリラ」があり、カードの開発名がみんなゴリラ関係の名前だったそうだが、その関係を思い起こさせる1枚である。アライアンスの項も参照。
    • これをそのままパロディにしたのがGorilla Tacticsである。
  • 愛称はゲリタク。ただし近年ではほとんど使われていない。

参考

MOBILE