ボーラスの城塞/Bolas's Citadel
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黒のトリプルシンボルらしい、ライフを犠牲に各方面から多大なアドバンテージをもたらす強力なアーティファクト。
ライブラリーの一番上という緩い制約ですべての呪文がピッチスペルと化す効果は極めて破格といってよい。何らかの手段を用いてライフ損失による敗北を回避し、ライブラリーの一番上に土地がある状況を任意に回避できるような条件を整えてやれば、これ単独でライブラリーに内在するすべての呪文を唱えることも可能になる。
そこまでしなくとも十分にライフを供給するエンジンを用意してやれば有効活用は容易であり、またそれを勝利に直結させるライフロス能力も強力。スタンダードでは野茂み歩き/Wildgrowth Walkerと各種探検というゴルガリ・ミッドレンジの基本ギミックがそのまま流用できる軽便さとなっている。
ルール
- 1番目の能力のルールについてはジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle#ルールを参照。
- 2番目の能力はライブラリーからプレイできること以外の制限は変更しない。ソーサリーはソーサリーを唱えられるときにしか唱えられないし、土地はそのターンまだ土地をプレイする権利が残っているときにしかプレイできない。
- 2番目の能力の「マナ・コストではなくライフで支払う」効果は、代替コストを定める効果である。
- 3つ目の能力で生け贄に捧げるパーマネントの1つとしてボーラスの城塞を生け贄に捧げてもよい。
関連カード
サイクル
灯争大戦の有色アーティファクトサイクル。いずれもレア。各色に1枚ずつ存在する。
- パルヘリオンⅡ/Parhelion II
- 静かな潜水艇/Silent Submersible
- ボーラスの城塞/Bolas's Citadel
- ミジウムの戦車/Mizzium Tank
- ビビアンのアーク弓/Vivien's Arkbow