点数で見たマナ・コスト

提供:MTG Wiki

2019年3月23日 (土) 20:33時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

点数で見たマナ・コスト/Converted Mana Costは、マナ・コストを、そのマナ・シンボルを気にせずに点数だけ数えたもの。

例:マナ・コスト(2)()(白)のカードは、点数で見たマナ・コストに換算すると4になる。


Dark Confidant / 闇の腹心 (1)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)

あなたのアップキープの開始時に、あなたのライブラリーの一番上のカードを1枚公開し、そのカードをあなたの手札に加える。あなたは、そのマナ総量に等しい点数のライフを失う。

2/1


Disdainful Stroke / 軽蔑的な一撃 (1)(青)
インスタント

マナ総量が4以上である呪文1つを対象とする。それを打ち消す。


目次

ルール

  • あるオブジェクトのマナ・コスト、および点数で見たマナ・コストはマナ・コストにXを含まない限りカードごとに不変である代替コストを使って唱えたり総コストが増減しても、そのオブジェクトの点数で見たマナ・コストが変化することはない。
  • マナ・コストにXを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、スタック上にある場合はXは唱える際に指定した値として扱い、スタック以外の領域ではXは0として扱って計算する。
  • オブジェクトコピーは元のオブジェクトと同じマナ・コストを持つため、点数で見たマナ・コストも元のオブジェクトと同じである。
  • トークン土地など、マナ・コストを持たないオブジェクトの点数で見たマナ・コストは0として扱われる。
    • 例外として、コピーでない両面カード第2面の点数で見たマナ・コストは第1面と同じである。またコピーでない合体している合体カードの点数で見たマナ・コストは第1面の2枚のカードの点数で見たマナ・コストの合計である。両面カードおよび合体カードの各項も参照のこと。
    • トークンの場合、何かのコピー・トークンであればマナ・コストを持つ場合もある。その場合は通常どおりに点数で見たマナ・コストが計算される。
  • マナ・コストに混成マナ・シンボルを含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、各混成マナ・シンボルのもっとも大きい値を取って計算する。
    • 例えば、(白/青)であれば1、(2/白)であれば2として計算する。
  • ファイレクシア・マナ・シンボルをマナ・コストに含むオブジェクトの点数で見たマナ・コストは、ファイレクシア・マナ・シンボルを1として計算する。
  • 分割カードの点数で見たマナ・コストは以下のように計算される。詳細な解説は分割カードを参照。
    1. スタック上では、唱えられている側の点数で見たマナ・コストのみを参照する。融合で唱えた場合は両半分の合計と扱う。
    2. スタック以外の領域では、両半分の合計と扱う。

呼び方

  • 略して「CMC」と表記されることもある。GathererAdvanced Searchでも使われている。
  • 点数で見たマナ・コストがN点のカードのことを指して、
    1. 公式サイトなどの英語圏では「N-mana card」(ハイフンは省略可)と呼称する。
    2. 日本語でも同様に通例「Nマナのカード、Nマナ・カード」などと呼ぶ。
    • 例えば、1マナなら「1マナ・カード」となる。
  • 英語圏では「N-drop」という表記もされる(1マナのカードならば「one-drop」、2マナなら「two-drop」というように)。
  • 第5版までのルールでは「総呪文コスト」と呼ばれていた。

参考

引用:総合ルール 20231117.0

MOBILE