板歩きの刑/Walk the Plank
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有名な海賊の刑罰をモチーフにした黒の確定除去ソーサリー。ただし泳げるマーフォークには効かない。
過去の類似カードの夜の犠牲/Victim of Nightを想起させる性能。対象が広くなった代わりにソーサリーになってしまっており、使い勝手としては劣る。それでも、黒の単体除去が弱体化している同時期のスタンダードにおいては十分実用的な性能であり、軽い単体除去が必要なら採用できる。
- フレイバー的には奇妙だが、水棲生物であってもマーフォーク以外であれば対象にできる。魚をはじめイカやタコ、クラゲやヒトデ、果てはクラーケンやリバイアサンだろうが水死させることが可能。また、飛べるはずの鳥や超重量の船舶系機体であっても同様である。
- この挙動はデベロップ・チームでも若干面白がられたようで、たとえばメリッサ・デトラは「わたしはまだどうすれば《極楽鳥/Birds of Paradise》や《ボーマットのバザール船/Bomat Bazaar Barge》を《板歩きの刑》に処せるのか分かりません」と(ユーモア交じりに)述べている[1]。
- イクサラン発売前のマジック交流会で、Christopher Moellerによる別イラストのテキストボックスレス・プロモーション・カードが配布された[2]。なお、氏はこのカードを最後にマジックのアーティストから引退した[3]。
参考
- ↑ Mファイル『イクサラン』編・パート1(Play Design -プレイ・デザイン- 2017年10月13日)
- ↑ 『イクサラン』のプロモカードとプレインズウォーカーデッキ、各種製品のパッケージ、FNMプロモ・トークン!(Card Preview 2017年9月1日)
- ↑ Christopher Moeller氏のTwitter