スカラベの神/The Scarab God

提供:MTG Wiki

2017年8月4日 (金) 06:08時点におけるYukikaze (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索


アモンケット/Amonkhetの失われた神々の一柱。青黒は、墓地から手札戻る能力に加え、ゾンビの数を参照するライフロス占術誘発型能力、そして墓地クリーチャー永遠衆/Eternalとして復活させる変則型リアニメイト起動型能力を持つ。

回避能力は持たないものの、ライフロスと占術によってドローの質を高めつつライフを削っていくことができる。ゾンビの数を参照するため効果は盤面次第だが、リアニメイトによってゾンビの頭数を増やせるため、更地であっても数回起動すれば強力な効果を発揮する。

リアニメイトは4マナで4/4のトークンが出るだけでも十分だが、CIP能力持ちなどを対象にすることでより大きなアドバンテージが得られる。またインスタント・タイミング自分以外の墓地も対象に取れるため柔軟性も高く、墓地対策として相手不朽永遠持ちを奪う、相手の攻撃に合わせてブロッカーを用意するなど使い方は幅広い。サイズが4/4で固定されることは、メリットにもデメリットにもなりうる。小型クリーチャーを釣っても戦力になる反面、CIP能力や常在型能力を持たない大型クリーチャーを釣っても旨味は少ない。

スタンダードでは誘発型能力を最大限活用できるゾンビデッキでの採用が考えられる。また誘発型能力はオマケと割り切り、主に釣り竿として使うのも1つの手。

ルール

  • これの起動型能力により生成されるトークンは、他のの代わりにであり、他のクリーチャー・タイプの代わりにゾンビであり、基本のP/Tは4/4である。これらはそのトークンのコピー可能な値であり、他の効果によってコピーされ得る。
    • 永遠と違い、マナ・コストはそのまま保持し、クリーチャー・タイプは上書きされることに注意。
  • トークンのコピー元のカードが「このパーマネント戦場に出たとき」に誘発する能力を持っていたなら、トークンもその能力を持つので、トークンが生成されたときにその能力が誘発することになる。同様に、トークンがコピーした「このパーマネントが戦場に出るに際し」や「このパーマネントは~状態で戦場に出る」の能力も機能する。
  • 色、P/T、クリーチャー・タイプをコピー効果の一部で定義するので、元のカードのこれらの特性を定義する特性定義能力および色指標コピーされない(CR:706.9d)。例えば黙示録の悪魔/Apocalypse Demonのトークンは、「黙示録の悪魔のパワータフネスは、それぞれあなたの墓地にあるカードの総数に等しい。」という能力を持たず4/4になる。
  • クリーチャー・カードが多面相の侍臣/Vizier of Many Facesのように他のクリーチャーのコピーとして戦場に出る能力を持っていた場合、そのコピー効果を適用したならスカラベの神によるコピー効果は上書きされる。黒の4/4のゾンビではなく、コピーした色とP/Tとクリーチャー・タイプを持つ。
  • これの一つ目誘発型能力は、あなたが1体もゾンビをコントロールしていなくても誘発する。Xは、解決時のゾンビの数を見る。この誘発後に、これの起動型能力でゾンビを増やした場合、それも数える。

関連カード

サイクル

破滅の刻多色サイクル。いずれも神話レア伝説のクリーチャー

王神/the God-Pharaohことニコル・ボーラス/Nicol Bolasである青黒赤のうち2色を持つ。誘発型能力と、それとシナジーを持つ起動型能力死亡したときに次の終了ステップの開始時にオーナー手札に戻る能力を持つ。

アモンケットに収録された試練の神々とは意図的に違ったデザインになっている。これは将来のデザインの幅を確保するためであり、またストーリー上の役割の違いの反映でもある。神 (アモンケット・ブロック)#開発秘話も参照。

ストーリー

スカラベの神/The Scarab Godアモンケット/Amonkhetの一柱。かつてニコル・ボーラス/Nicol Bolasに封印されていたが、ボーラスの再来と共に復活し、永遠衆/Eternalを率いる。

詳細はスカラベの神/The Scarab God (ストーリー)を参照。

参考

MOBILE