アラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinner
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Arachnus Spinner / アラクナスの紡ぎ手 (5)(緑)
クリーチャー — 蜘蛛(Spider)
クリーチャー — 蜘蛛(Spider)
到達
あなたがコントロールする蜘蛛(Spider)を1体タップする:クリーチャー1体を対象とする。あなたの墓地やライブラリーから《アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Web》という名前のカードを1枚探し、それを戦場に出してそのクリーチャーにつける。あなたがこれによりあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。
大型の蜘蛛。お馴染みの蜘蛛能力(到達)に加えて、蜘蛛をタップすることで糸を吐く(アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Webをサーチする)能力を持つ。
蜘蛛の中では巨体の蜘蛛/Goliath Spiderに次ぐサイズで、6/5までのクリーチャーなら自身でブロックして討ち取り、小物やシステムクリーチャーはアラクナスの蜘蛛の巣で抑え込むことができる。自身だけでなく、他の蜘蛛も起動コストに充てることができるため、アラクナスの蜘蛛の巣が墓地やライブラリーにある限り、クリーチャーに対するコントロール力は高いと言えるだろう。
能力を活かすにはデッキを組む段階でアラクナスの蜘蛛の巣をたくさん入れないといけないことや、構築においては4枚制限ルールによって基本的に同時に最大4体のクリーチャーしか動きを封じることはできないことには注意。
リミテッドでは高性能のシングルシンボルのファッティであり強力。アラクナスの蜘蛛の巣を入手できればなお強力だが、手に入らない場合でも起動型能力は使えるので、幻影のドラゴン/Phantasmal Dragonや氷の牢獄/Ice Cageを対象に取って消したり、何らかの効果でライブラリーの上に溜まった不要なカードをライブラリーを切り直すことで引かずに済ます、などのテクニックがあるため無駄にはならない。
- 起動コストにタップ・シンボルを含まないので、召喚酔いの影響を受けずに使える。
- 蜘蛛をタップするだけでエンチャントを繰り返し戦場に出すことができることに着目すれば、例えばオーランカーのような、なんらかのコンボのパーツとして使えそうでもある。ただし本体のマナ・コストの重さと蜘蛛を大量に用意しないといけない点がネック。
- 残念ながら、基本セット2012に同時に収録されたメサの女魔術師/Mesa Enchantressの能力の誘発条件は「エンチャント呪文を唱えるたび」なのでコンボにはならない。
- エンチャントやオーラの操作能力は本来緑が得意とするものではないが、蜘蛛のモンスターが獲物に糸を吐き自由を奪う様子をうまく再現できている。近年の基本セットらしく、色の役割に固執しすぎずにフレーバーを意識したデザインである。
- 下位互換に巨森を喰らうもの/Vastwood Gorgerがある。そちらは、同じセット内でコモンと入手しやすい。
- モダンマスターズ2017 にて アンコモンになって再録。アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Webも再録されよりリミテッドで組みやすくなった。