蘇生の天使/Angelic Renewal
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墓地に落ちたクリーチャーをただちに戦場に出しなおせる、使い捨てエンチャント。
「使えるタイミングが限定的なリアニメイト系カード」ともいえる。基本的には除去への対策カードだが、再生や破壊不能と違い布告系やマイナス修整による除去からも救えるのが特徴。自ら生贄に捧げる場合でも誘発するため、CIP能力やPIG能力をもつクリーチャーとのシナジーが強い。
特に想起持ちクリーチャーとのギミックが強力で、先置きの一瞬の瞬き/Momentary Blinkのように機能する。先に置いておく必要があるのは弱点でもあるため、使用には注意が必要。
抹消/Obliterateや神の怒り/Wrath of God等のリセットと組み合わせる使い方が可能な点も見逃せない。
- 挙動上、トークン・クリーチャーを守ることはできない。トークンは戦場以外の領域に移動すると状況起因処理によって消滅してしまうため。
- オーラ術師/Auramancerなどのエンチャントを回収できるクリーチャーとの相性は良好。中でも直接戦場に出せる太陽のタイタン/Sun Titanとの相性は抜群。
- 「Angelic Renewal」は「天使の力による蘇生」くらいの意味合い。日本語カード名の「蘇生の天使」ではエンチャントではなくクリーチャーのようにも読め、やや紛らわしい。
- 後に、これに近い効果の起動型能力を持ったサッフィー・エリクスドッター/Saffi Eriksdotter、インスタントになった優雅な猶予/Graceful Reprieveが登場した。