ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
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ウルザズ・サーガの伝説の土地サイクルのナンバー2。コントロールしているクリーチャーの数だけ緑マナが出るというとんでもない土地。
緑はなんといってもクリーチャーの色であり、しかもマナ・クリーチャーからの大量展開を大得意とするため、ポテンシャルは高い。さらに土地をアンタップする形でマナ加速する能力を持つクリーチャー(同じウルザ・ブロックで言えばアルゴスの古老/Argothian Elder)が介在すれば、使い切れないほどのマナが溢れかえる。
ストンピィ・トリニティなどの緑単色デッキやリス対立に搭載され、一世を風靡した。緑のカードに限らず、X呪文やアーティファクトなどの不特定マナを利用するカードとも相性がよく、各種ビートダウン・コントロールのマスティコア/Masticore、赤ではX火力を切り札として忍ばせたり、青と合わせて変異種/Morphlingや天才のひらめき/Stroke of Genius、はては白単色デッキのリベリオンのリクルート能力などにも利用された。
現在はエターナルでしか使用できないが、レガシーでは親和エルフ等のエルフデッキで展開力の向上に貢献している。
これ単体ではマナが出ないことに注意。クリーチャーを全体除去をリセットされてしまったときや、初手でこれしか引けなかったときには問題になる。特に後者に関しては、マナ・クリーチャー主体の構成にして土地の総数を減らしていると起こりやすくなる。そのため4枚積みせず、輪作/Crop Rotationでサーチしてくる構成にすることも多い。
- これを複数投入していることで、輪作を一時的なマナ加速に使える(マナを出したこれを生け贄に捧げて2枚目をサーチ)利点もある。
- 読み方は「がいあ の ようらん の ち」。揺籃とはゆりかごのことであるが、「ゆりかごのち」ではない。
- The Top 50 Nonbasic Landsでは16位。なんとペインランド(友好色15位・対抗色14位)に負けてしまった。
- マナ能力だけ抜き出した赤バージョンが戦いの賛歌/Battle Hymn。
- 基本セット2014発売に伴うレジェンド・ルール変更の影響で、2枚目以降を引いても瞬間的なマナ加速として使用可能となり、かなり腐りにくくなった。セラの聖域/Serra's Sanctum、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academyも同様。詳細はセラの聖域を参照。
- 性能だけでなく取引価格も非常に高いことで有名。スタンダード時代はトレイリアのアカデミー、旧エクステンデッドやエターナルではデュアルランドや不毛の大地/Wastelandなどがあまりにも目立っているため話題になりづらいが、こちらの高騰ぶりも相当なものである。
1999年7月1日より、ウルザ・ブロック構築で禁止カードに指定される。
関連カード
サイクル
- セラの聖域/Serra's Sanctum
- トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy
- ファイレクシアの塔/Phyrexian Tower
- シヴの地溝/Shivan Gorge
- ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradle
コントロールしている特定のパーマネント数だけマナを出すセラの聖域/Serra's Sanctum、トレイリアのアカデミー/Tolarian Academy、ガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleの3枚だけを指すこともある。