狩るものヴォラシュ/Vorosh, the Hunter

提供:MTG Wiki

2012年4月7日 (土) 21:23時点における211.5.109.121 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Vorosh, the Hunter / 狩るものヴォラシュ (3)(黒)(緑)(青)
伝説のクリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行
狩るものヴォラシュがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、あなたは(2)(緑)を支払ってもよい。そうした場合、狩るものヴォラシュの上に+1/+1カウンターを6個置く。

6/6

次元の混乱で登場した伝説のドラゴンサイクルの1体。プレイヤー戦闘ダメージが通ると+6/+6ずつ巨大化する。

ぱっと見て目を疑い、改めて確認してもやりすぎなクリーチャーである。対抗色を含むとはいえ6マナ6/6飛行というスペックはともかく、一度でも攻撃が通れば2倍に膨れ上がる豪快さが素敵。サイクルの中でもかなり派手な部類で、12/12飛行になるのはダークスティールの巨像/Darksteel Colossusも真っ青である。

といっても、その有り余るパワーが生きるかどうかはかなり怪しい。相手が無防備と仮定したところで、結局3回は殴らなければならないので、大きくなる意味は爽快感以外に見出せそうにない。隣り合うラヴニカ・ブロックローウィン・ブロック化膿/Putrefy忘却の輪/Oblivion Ringといった主力除去に耐性が無く、多色ゆえにプロテクションにも引っかかりやすい。また、その頼もしいサイズを持ってしても、初期状態では殴り負けるクリーチャー環境に散見されるため、リアニメイト要員としても少々不安が残ってしまう。突然の死/Sudden Deathに耐え、ボガーダンのヘルカイト/Bogardan Hellkiteに焼かれないタフネスはえらいが、それだけならもっとよいクリーチャーがいる。

もっとも、カウンターがいっぱい載ったファッティを見たいカジュアルプレイヤーには垂涎モノである。さらに徹底するなら岩石樹の祈り/Stonewood Invocationを使って2ターンで殴り倒すことも。病的な憤激/Psychotic Fury二段攻撃というのもなかなかにひどい。一度目の攻撃で能力を使えば合計18点でほぼ即死である。

  • サイクルに共通することだが、戦闘ダメージは1点でもよいため(特に自ら大きくなる関係上)トランプルがつけば、数回の攻撃でまず押し切ることができる。ヴォラシュだけは2発目以降も通しやすくなる。
  • 次元の混乱伝説のドラゴンは、5体とも白いアクローマ赤いアクローマを相手にすると一方的に殺されてしまう。特にこれの場合、プロテクション(青)に思い切り引っかかってスクリブのレインジャー/Scryb Rangerで止まってしまうので、リアニメイトするにも微妙に中途半端である。
  • 倍増の季節/Doubling Seasonが出ていれば、一度能力を使うだけで18/18飛行。すごい事はすごいがどう見てもやりすぎである。
  • カードのどこを見ても、猛烈なオーバーキル感が漂う楽しげなクリーチャーである。

関連カード

サイクル

次元の混乱の3色の伝説のドラゴンサイクルマナ・コストは1つのを中心とした対抗色を必要とし、中心の色を含む3マナの能力を持つ。
統率者にも1枚ずつ収録され、統率者用の大判統率者カードも作られた。

5それぞれに対応したインベイジョン伝説のドラゴン上古族ドラゴン/Primeval Dragonサイクル。対応する色を含む3マナ能力を持ち、マナ・コストはその色と友好色の計3色を必要とする。

参考

MOBILE