ゴブリンストーム

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2011年3月5日 (土) 11:13時点における221.133.71.178 (トーク) - whois による版
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ゴブリンストーム(Goblin Storm/Dirty Kitty Goblins)は、巣穴からの総出/Empty the Warrensによるコンボを組み込んだゴブリン・デッキの亜種。時のらせん参入後のエクステンデッド環境で組まれるデッキである。また、スタンダード版もやや遅れて勢力を伸ばしている。


Empty the Warrens / 巣穴からの総出 (3)(赤)
ソーサリー

赤の1/1のゴブリン(Goblin)・クリーチャー・トークンを2体生成する。
ストーム(あなたがこの呪文を唱えたとき、このターンにそれより前に唱えた呪文1つにつきそれを1回コピーする。)



Rite of Flame / 炎の儀式 (赤)
ソーサリー

(赤)(赤)を加え、その後、すべての墓地にある《炎の儀式/Rite of Flame》という名前のカードの総数に等しい点数の(赤)を加える。


目次

エクステンデッド

基本的には従来のゴブリンデッキと同じく、序盤からゴブリンを展開してビートダウンで相手を殴り殺す。

従来との違いは、炎の儀式/Rite of Flame金属モックス/Chrome Mox煮えたぎる歌/Seething Songマナ加速しつつストームを稼ぎ、巣穴からの総出/Empty the Warrensで大量のトークンを並べて相手を瞬殺するギミックを組み込んだ点である。ゴブリンの戦長/Goblin Warchiefにより、並んだトークンは速攻で殴りかかることができる。


Goblin Warchief / ゴブリンの戦長 (1)(赤)(赤)
クリーチャー — ゴブリン(Goblin) 戦士(Warrior)

あなたがゴブリン(Goblin)呪文を唱えるためのコストは(1)少なくなる。
あなたがコントロールしているゴブリンは速攻を持つ。

2/2


Fecundity / 繁殖力 (2)(緑)
エンチャント

クリーチャー1体が死亡するたび、そのクリーチャーのコントローラーはカードを1枚引いてもよい。


また、繁殖力/Fecundityによる瞬殺ギミックを採用した「Dirty Kitty」と呼ばれるバージョンもある。スカークの探鉱者/Skirk Prospectorなどを利用し、大量のトークンやゴブリンをマナに替えつつカードを引くことにより、引いてきたゴブリンを展開したり、膨れ上がったストームでトークンを増やしたりして、一撃で倒せるだけのゴブリンを揃えてゲームを終わらせる。手札とそこからの引き次第では、繁殖力/Fecundity土地しかコントロールしていない状態からでも、そのターン中に相手を倒すことも可能である。

  • Pauperでは、速度と対応策(全体除去など)の少なさから一時期メタのトップに君臨していた。

サンプルレシピ

メインデッキ (60)
クリーチャー (29)
4 モグの戦争司令官/Mogg War Marshal
4 スカークの探鉱者/Skirk Prospector
2 ゴブリンのそり乗り/Goblin Sledder
4 ゴブリンの群衆追い/Goblin Piledriver
4 ゴブリンの戦長/Goblin Warchief
4 ゴブリンの女看守/Goblin Matron
4 ゴブリンの首謀者/Goblin Ringleader
1 ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
1 ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancer
1 包囲攻撃の司令官/Siege-Gang Commander
呪文 (14)
4 巣穴からの総出/Empty the Warrens
4 炎の儀式/Rite of Flame
2 煮えたぎる歌/Seething Song
4 金属モックス/Chrome Mox
土地 (17)
12 山/Mountain
1 ゴブリンの穴ぐら/Goblin Burrows
4 蛮族のリング/Barbarian Ring
サイドボード
3 血染めの月/Blood Moon
2 つつき這い虫/Clickslither
2 ゴブリンの名手/Goblin Sharpshooter
4 破壊放題/Shattering Spree
2 宝石の手の焼却者/Gempalm Incinerator
2 真髄の針/Pithing Needle

スタンダード

ドラゴンストームよりもやや軽めマナ加速から巣穴からの総出/Empty the Warrensに繋ぐ。

ゴブリンの王/Goblin Kingなどの全体強化を合わせたり、大いなるガルガドン/Greater Gargadonの餌にしたりするなどして勝つ。

また青赤コントロールにおいてフィニッシャーとしても用いられている。軽量ドローを連打後、急かし/Quickenを唱えて相手ターン終了時にゴブリンを並べて擬似速攻をつける。急かしがストーム稼ぎになっているのもポイント。トークン自体は貧弱だが、単体除去が強い環境であるため、数を並べることで突破力が付く。旗印/Coat of Armsを用いれば出した次のターンに殴り殺すことも不可能ではない。の都合上、イゼットロンに組み込まれることが多い。

参考

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