ヴェズーヴァ/Vesuva
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土地版クローン/Clone。場にあるいずれかの土地のコピーとして場に出る。
似た効果のカードとして、反射池/Reflecting Poolがある。優位点としては、対戦相手の土地も選択できること、他の土地を参照するのが場に出るときだけであり、これだけが場に残っても問題なく機能すること。そして、特殊な能力を持つ土地をコピーできることである。反射池同様、単体ではマナすら生み出せないが、相手の土地も選択できるし、ウルザの工廠/Urza's Factoryのような起動型能力もコピーできる。
劣る点としては、場に出たときに一種類の土地に固定されてしまうこと、コピーした土地のデメリットも受け継いでしまうことが挙げられる。場に土地がない状態で出すとただの無用の土地になるのも欠点ではある。ただしタップインであるというデメリットは、同じくタップインの土地をコピーすることで結果的に無視することができるため、総合的なパフォーマンスが上がると言える。
- 伝説の土地を選択すると対消滅させることができる。
- 上に載ったカウンターはコピーされない(コピー可能な値参照)ため、運勢カウンターが乗った宝石の洞窟/Gemstone Cavernsをコピーしてもカウンターは乗らない。
- コピーとして場に出るため、「場に出るに際し/出たとき」の能力は全て有効である。
- 宝石鉱山/Gemstone Mineをコピーする場合、採掘カウンターが3個置かれた状態で場に出る。
- バウンスランドをコピーした場合は、土地を戻さなければならない。
- ショックランドをコピーした場合は、ライフを支払うことを選ぶことができる。ただし、ライフを支払ってもタップ状態で出る。
- 強力な特殊地形が実質的に8枚体制で使えるようになる。
- 特に使用可能枚数により性能が跳ね上がる雲上の座/Cloudpostや、相互に補助が可能なミシュラの工廠/Mishra's Factoryとの相性は良い。
- ウルザトロン同士のミラーマッチでは相手のウルザランドをコピーして先にそろえることもできるかもしれない。
- 土地のコピーをしなかった場合はアンタップ状態で場に出る。通常は意味はないが社交の達人/Joiner Adeptなどがいる場合には有効。
- フレイバー・テキストが(解釈によっては)まるで恋愛小説のようでなんとも切ない。
君がいたあらゆる場所。